ジェイ ポール シルヴィア

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できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか

ジェイ ポール シルヴィア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061531536
ISBN 10 : 4061531530
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
178p;19

内容詳細

全米で話題の「How to Write a Lot」待望の邦訳!いかにして多くの本や論文を執筆するかを軽快に解説。雑用に追われている研究者はもちろん、アカデミックポストを目指す大学院生も必読!人生が変わる。

【“訳者あとがき”より】
論文の書き方に関する指南書はこれまでも数多く出版されているが、本書が画期的なのは、いかにして論文執筆のモチベーションを上げ、精神的負担を軽くして論文執筆に取り組めるようにするかについて、メンタルな面を含めて冷静に分析し、その解決策を誰にでもわかるように明瞭に提示している点だろう。

【著者紹介】
ポール・J.シルヴィア : ノースカロライナ大学グリーンズボロ校(UNCG)准教授。2001年にカンサス大学で心理学の博士号を取得。美的感情についての研究で、アメリカ心理学会第10支部(美学、創造性、芸術の心理学)の若手向けの賞であるバーライン賞を受賞

高橋さきの : 翻訳家。東京大学農学系研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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筆者の主張は至極真っ当なものです。しかし...

投稿日:2021/03/02 (火)

筆者の主張は至極真っ当なものです。しかし、これがなかなか難しい。これを読めば論文が書き上がるわけではもちろんありませんが、本書の内容にひとつずつ従っていくことで、徐々に論文が形になっていくでしょう。論文執筆だけでなく、積み上げ型の成果が求められる他職種の方にも共通する部分は大きいのではないかと思います。

ai さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mukimi さん

    母の本棚から付箋だらけの本書を拝借。論文執筆についてのハウツーであるが、心理学者による書だけにまるまる一章が「書けない言い訳対策」にあてられる。物書きの魂やインスピレーションの幻想はしまっておき、毎日時間を決めて執筆をスケジュール化してしまうことが一番ストレスフリーに書く方法だと繰り返し語られる(研究データによる裏付けもあり)。時間の豊富にある学生時代ならたまにやってくる「ゾーン」を待っていてもよかったが指導側になり雑用が増え家庭も持つとそうはいかない。サステナブルな研究活動をしていくには必須の知恵。

  • ehirano1 さん

    2年ぶりの再読。要は“執筆スケジュールを決めてコツコツやるべし(一気書きはダメ!)”とのこと。そして気分が悪かろうが良かろうが執筆スケジュールは死守すること。実際、論文書きはコツコツタイプでやると、スケジュールもなぜかほとんど死守できる場合が経験上多いです。

  • ehirano1 さん

    スケジュールに論文を書く時間を30分でもいいから組み込もうと思いました。

  • とある内科医 さん

    しんどいタイトル。見えないフリをして買わずにいた本だが、三中信宏氏の推薦を読んで諦めて購入。目をつぶったまま走り抜ける感覚でざっと。辛辣な皮肉(ユーモア)に耳が痛いが、論文を書かないとしても有用な仕事術が語られていた。自分はかろうじて大学院を卒業し、英語論文とは縁遠くなる予定だが、細々と日本語でのレビュー原稿は依頼頂いている。「binge writing(一気書き)派」の自分としては、書けない理由がはっきりとわかった。「書いていない時間も書く時間」、が受け取ったコアメッセージ。

  • masabi さん

    【概要】たくさん書くためには執筆時間を確保し書き続けることが必要だ。【感想】スケジュールに執筆時間を組み込み書く習慣を身に付ける、簡潔な文章を心掛ける、モチベーションを保つ。

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