ジェイムズ・シャピロ

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『リア王』の時代 一六〇六年のシェイクスピア

ジェイムズ・シャピロ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560095935
ISBN 10 : 4560095930
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
540p;20

内容詳細

宗教対立によるテロ事件、愛国主義の高まりと外国人排斥の声、そして疫病にも脅かされていた島国の首都・ロンドンを舞台に、『リア王』や『マクベス』が書かれた背景を政治的にも探究し、ジェイムズ朝をあざやかに甦らせる「歴史読み物」。

目次 : 一六〇六年一月五日/ 国王一座/ 王国分割/ 『レア王』から『リア王へ』/ 悪魔憑き/ 手紙/ ミサの遺品/ 忘れるな、忘れるな/ 『ヒュメナイオスの仮面劇』/ 二枚舌/ 地上の地獄〔ほか〕

【著者紹介】
ジェイムズ・シャピロ : 1955‐。ブルックリン生まれ。コロンビア大学を卒業したのち、シカゴ大学で修士号と博士号を取得し、コロンビア大学教授。『一五九九年―ウィリアム・シェイクスピアの生涯に於ける一年』(シアター・ブック賞およびサミュエル・ジョンソン賞受賞、2005)、『疑われたウィル―誰がシェイクスピア作品を書いたのか』(ジョージ・フリードリー記念賞受賞、2011)ほか

河合祥一郎 : 東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学英文科卒業後、東京大学大学院とケンブリッジ大学大学院より博士号を取得。著書にサントリー学芸賞受賞作『ハムレットは太っていた!』(白水社)ほか。訳書、劇作もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    リア王、マクベスに込められたメッセージと当時の政治背景を絡めて説明。

  • kao さん

    ★4.9 凄まじい本を読んでしまった。現在でも続く有名なイギリスの11月5日のお祭り「ガイ・フォークス・ナイト」。1605年の国王ジェームズ1世及び国会議事堂の爆破未遂事件にちなむ。シェイクスピア作品「マクベス」「リア王」「アントニーとクレオパトラ」はこの翌年1606年に完成されたようだ。この時代に起こっていたことと作品は表裏一体であった。訳者・河合祥一朗氏の注釈も感嘆!凄いレベル。シェイクスピア研究が文学のみならず深く「リベラルアーツ」を養うものになると改めて実感。大お薦め。

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ジェイムズ・シャピロ

1955‐。ブルックリン生まれ。コロンビア大学を卒業したのち、シカゴ大学で修士号と博士号を取得し、コロンビア大学教授。『一五九九年―ウィリアム・シェイクスピアの生涯に於ける一年』(シアター・ブック賞およびサミュエル・ジョンソン賞受賞、2005)、『疑われたウィル―誰がシェイクスピア作品を書いたのか』

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