津波 暴威の歴史と防災の科学

ジェイムズ・ゴフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622096221
ISBN 10 : 4622096226
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
354p;20

内容詳細

ハワイとオーストラリアのベテラン研究者が、日本を含む古今東西の事例をもとに語る津波の世界史。

目次 : 第1章 消えた灯台/ 第2章 稲の束と海の深さを結びつけた奇妙な曲線/ 第3章 過去からの声/ 第4章 太平洋の玄関口(とその先)における世界最古の津波犠牲者/ 第5章 リツヤ湾の怪物/ 第6章 淡水津波の危険性/ 第7章 津波とアメリカ海軍/ 第8章 アラスカを襲った魔の金曜日/ 第9章 世にも不思議な本当の話/ 第10章 メガシャークネード/ 第11章 バゲットに救われた命/ 第12章 1755年、リスボン―売春宿が受けた恩恵/ 第13章 ストレッガ海底地すべり―国民投票なきブレグジット/ 第14章 1960年、チリ―あなたのために地球は動いた?/ 第15章 ボクシング・デーの悲劇―21世紀の世界最悪の災害

【著者紹介】
ジェイムズ・ゴフ : オーストラリア・シドニーのニューサウスウェールズ大学(UNSW)名誉教授(津波研究)、イギリス・サウサンプトン大学客員教授。2016年まで、PANGEA(古生物学・地球生物学・地球史資料)研究センターの副所長と本務校のオーストラリア太平洋津波研究センターの所長を歴任

ウォルター・ダッドリー : ハワイ大学ヒロ校の名誉教授(海洋地質学、海洋学)。同大学の海洋科学科・学科長、カラカウア海洋教育センターの所長を歴任し、同大で30年以上教授を務める。1994年に、津波被災者のジーニー・ジョンストンとともに「太平洋津波博物館」を設立し、現在は同館の科学諮問委員長

千葉敏生 : 翻訳家。早稲田大学理工学部数理科学科卒業

河田恵昭 : 京都大学名誉教授。工学博士(京都大学)。現在、関西大学社会安全学部特別任命教授、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター長。2007年国連SASAKAWA防災賞、2009年防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • coldsurgeon さん

    津波という現象は、地震だけに由来するものではないということを理解した。海底地すべり、気候異常など、様々な原因で起こり、それ故に予測予知はできない。できるという人は詐欺師あるいはペテン師であろう。しかし津波が起きやすい状況は、かなりわかるようになったようだ。ただ人間は、歴史に学ばないことが多いので、津波被害はなくならない。津波被害を受けやすい地域に住み、あるいは出かけるのであれば、心して退避する準備はしておくべきである。

  • Dolphin and Lemon さん

    かなりいい地球科学のサイエンスノンフィクション。防災というより津波という現象そのものに目を向けているような気がして面白かった。もう少し物理寄りでも良かったけど。

  • げんさん さん

    東日本大震災後、南海トラフ巨大地震対策が策定され、津波堤防はレベル2の津波(千年に1度の津波)を対象として設計された。そのせいで、安心して避難しない住民が増えるという。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ジェイムズ・ゴフ

オーストラリア・シドニーのニューサウスウェールズ大学(UNSW)名誉教授(津波研究)、イギリス・サウサンプトン大学客員教授。2016年まで、PANGEA(古生物学・地球生物学・地球史資料)研究センターの副所長と本務校のオーストラリア太平洋津波研究センターの所長を歴任

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品