シンクレア・マッケイ

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ドレスデン爆撃1945 空襲の惨禍から都市の再生まで

シンクレア・マッケイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560094464
ISBN 10 : 4560094462
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
418p;20

内容詳細

広島・長崎と同様に語り継がれる蛮行の象徴。一九四五年二月一三‐一四日、「エルベ河畔のフィレンツェ」ドレスデンは英米軍の爆撃で灰燼に帰した。普通の人々の体験と見聞をもとに、英国の歴史家が都市の破壊と再生を物語る。口絵写真24頁、地図3点収録。

目次 : 序文 時間の中の都市/ 第1部 迫り来る猛火(爆撃当日以前/ 大管区指導者の森で/ 理性の衰微/ 芸術と頽廃/ 硝子の男と物理学者/ 「いわば小ロンドン」/ 終末の科学/ 大気の適切な状態/ 肢体を洗い落とす/ 悪魔は休息しない)/ 第2部 恐怖の夜(暗黒の日/ 空襲警報発令五分前/ 奈落の底へ/ 影と光/ 午後一〇時三分/ 燃える瞳/ 真夜中/ 第二波/ 死者の中から/ 第三波)/ 第3部 余波(死者と夢見る人々/ 輝く墓/ テロの意味/ 死者の音楽/ 反動/ 「スターリン様式」/ 美と記憶)

【著者紹介】
シンクレア・マッケイ : 主に第二次世界大戦の社会史をテーマとする歴史ノンフィクション作家。『テレグラフ』紙、『スペクテイター』誌に寄稿する文芸評論家

若林美佐知 : ウィーン大学博士課程哲学・自然科学部史学専攻修了、哲学博士(Doktorin der Philosophie)。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻博士課程修了、博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    1945.2英米空軍がドイツ・ドレスデンを空爆

  • たつみ さん

    歴史というよりノンフィクションのスタイルで書かれているので大変読みやすい。そして空襲の惨禍も想像しやすい。確かにドレスデン爆撃は悲惨だが、他の都市に比べてややも特殊な扱いをされてきた経緯も作中ではなぞっている。同時期の東京大空襲やその後の広島長崎と比べても、ドレスデン爆撃が特に英国に引き起こした内省は大きく、それは例えばドレスデンに比べて広島では「殺されたのは七万一千名に過ぎない」というような言説(p347)からもよくわかる。現在のウクライナとガザの構図に重なる

  • ryo さん

    構造物を瓦礫と化し、人々を窒息死もしくは焼死に導き、黒焦げの遺体の山を作り出す。都市が地図から消し飛んでしまう。焼夷弾とは、大火災もしくは熱線とはいかに恐ろしいものか。2023年になってもバハムトで焼夷弾が使用された可能性があるという。その落下地点にはドレスデンや東京等で起きた悲劇が起きているのだろうか。

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