幸福について 講談社まんが学術文庫

ショーペンハウアー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065106495
ISBN 10 : 4065106494
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
192p;15

内容詳細

“あなたはいま幸せですか?”と問われたらなんと答えよう。幸せな人もそうでない人も、しばしショーペンハウアーの言葉に耳を傾けてみよう。“人間が幸福になることは難しい。しかし、出来る限り楽しく生きる術はある。”著者は63歳まで全くの無名。17歳で父親を亡くし、母親に見捨てられ、出版した本はすべて絶版。地位も名誉もない、それでも幸福になれると言い切った天才哲学者。読むと幸せになれる一冊!

目次 : 第1章 人間の3つの根本規定/ 第2章 人間の性質と運命について/ 第3章 年齢の差異について

【著者紹介】
アルツール・ショーペンハウアー : 1788年‐1860年。ドイツの哲学者。仏教思想にも通じる思想と、インド哲学に精通しており、実存主義の祖とされる。その思想は多くの哲学者、文学者、思想家に影響を与えた。主著は『意志と表象としての世界』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てち さん

    幸せの基準は昔よりも上がったと私は感じている。スマートフォンやSNSの台頭により、他人と比較しやすくなったからだ。つまり、他人の生活の良い面だけが可視化できるようになり幸福の基準値が上がったのだ。しかし、この物質的欲求から得られる幸福は幸福ではない。幸せとは、自己の内にあるものだ。幸せでありたいと思うなら、我々のあり方、つまり人柄に目を向けるべきである。 むむむ、間違いないな。

  • ehirano1 さん

    出張の隙間時間に立ち読みしてしまいました・・・。「どうしても幸せでありたければ、自分の中にある幸せを数えればあなたはすぐに幸せになれる」については「あっ!」と思いました。

  • 団塊シニア さん

    「孤独でいる時のみ人間は自由なのだ」というショーペンハウアーのこの言葉は説得力がある、孤独自体ネガティブに捉えられるが本書でいう「孤独を愛しなさい」は前向きに捉えることができる幸福論である、いかに心の持ち方が大切かを考えさせる良書である。

  • 小木ハム さん

    うら若きエリザベート・ネイが自殺しようとしている所をショーペンハウアーに助けられ、後に立派な彫刻家となって恩返しにやって来る、というイイお話だった。ショーペンハウアーは幸福の理想を『自給自足の経済』と唱えたようだ。孤独と向き合わず"内省=自分との対話"をサボり、目を逸らしていると、自身の外側に幸福を求めるようになる。外部からもたらされる幸福は、その多くが虚構である。この考えでは自給自足が難しい事は明らか。みずみずしい主観を育てることが大切だ。『自分の中にある幸せを数えれば、あなたはすぐに幸せになれるよ』

  • tori さん

    まんが学術文庫。漫画でサラッと読めるため思索が進み有益。「人間は他人と合わせようとして自分の4分の3を失う」らしい。真実かは定かではないが実感が伴って怖い。人格の形成、ひいては心の朗らかさが幸福を感じるには大切。 「悲しんでいることがつまらないことである人ほど幸せ」も素敵。古典をマンガで、凄すぎる。原作読みたくなる!

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人物・団体紹介

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ショーペンハウアー

1788年、2月22日生まれ。1809年ゲッティンゲン大学に入学。1811年9月、ベルリン大学に移って1813年春まで在学。1815年『視覚と色彩について』を完成、翌年に刊行する。この頃から構想をめぐらしていた主著『意志と表象としての世界』は1818年5月に完成し、1819年の始めに刊行。1860年

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