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Arpeggione Sonata: Rostropovich(Vc)Britten(P)+schumann, Debussy

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
460974
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

Benjamin Britten was in many ways the heart and soul of English music in his lifetime and, while his fame rests primarily on his merits as a composer, nowhere is the warmth of his personality more evident than in his performing collaborations and friendships with other great artists. Upon their meeting in 1960, Mstislav Rostropovich became one of those friends, leading Britten to write several works for him as well as become his frequent partner in performing the works of other composers.
Schubert's sweetly modest 'Arpeggione' Sonata was originally written for a fretted, six-stringed cello-like instrument and offers a technical challenge for cellists. Rostropovich and Britten treat it with great affection, producing consistently beautiful tones at relaxed tempos. The Debussy Sonata has the concise strangeness of his late music and it is perfectly captured in an agile, clear-eyed performance. Similarly quirky but much less frequently heard are the 'Five Pieces in Folk Style' by Robert Schumann, engaging miniatures that seem quite substantial enough in these thoughtful performances.

Track List   

  • 01. Allegro Moderato
  • 02. Adagio
  • 03. Allegretto
  • 04. No. 1, Mit Humor, in a Mior, "Vanitas Vanitatum"
  • 05. No. 2, Langsam, in F Major
  • 06. No. 3, Nicht Schnell, Mit Viel Ton Zu Spielen, in a Minor
  • 07. No. 4, Nicht Zu Rasch, in D Major
  • 08. No. 5, Stark and Markirt, in a Minor
  • 09. 1. Prologue. Lent
  • 10. 2. Serenade. Moderement Anime
  • 11. 3. Finale. Anime

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Comprehensive Evaluation

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シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」...

投稿日:2013/01/05 (土)

シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」は現代では廃れてしまったギターの形に似たアルペジオーネという楽器の為に書かれた曲で早くからチェロを代用にして演奏されて来たらしいのですが意外な事にロストロポーヴィッチは三十代半ばまで弾いたことがなく1968年彼が41歳頃にやっとブリテン(当時55歳)のピアノ伴奏を得て収録したという貴重なもの(タイム@13’27A4’35B10’29)で多分唯一の演奏になってしまった様です。私は当初DECCAのLPで本演奏を聴いたのですが、同じシューベルトの「未完成」のスタート時の地の底から湧き出す様なテーマに雰囲気的に似た第1楽章ピアノはとにかくゆったりとしたアプローチでやがてチェロが豊満にスケール感よろしく入り込みますが何もサウンド感に訴えるばかりではなく弱音も実に内省的に活きた運びになって行きます。LPでは録音質に充分満足もしていたので若干影薄いピアノの存在も前面フルのチェロに対するフォロー役と割り切って聴いておりました。マァ、チェロの朗々たる響きがシューベルト・メロディを紡ぎ出して行くのに聴く側もどっしりと構えて満足する類いの演奏と受け取りました。正直このコンビの演奏本質には微妙な味わい違いは勿論介在するわけで1961年収録の同コンビによるシューマン「民謡風の五つの小品」(タイム3’30+3’32+5’39+2’32+3’10)とドビュッシーのチェロ・ソナタ(同@5’06A3’27B3’53)はその辺りに注目して七年間の「コナレ具合」を聴くのも面白いと思います。本演奏・・・特にその寂寥感が印象的な「アルペジオーネ・ソナタ」・・・はいろいろ音質改善された盤も出ている様ですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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アルペジオーネ・ソナタの出だし…何て柔ら...

投稿日:2011/11/07 (月)

アルペジオーネ・ソナタの出だし…何て柔らかく,優しい音だろう…。そこに乗る朗々としたチェロ。もうこの出だしの2,3分を聴いただけで勝負ありだ。2人の紡ぎ出す音の一つ一つ,全てが意味を持ち,全てが音楽の素晴らしさを語りかけてくる。この作品があたかもこの2人に献呈されたかのよう…。“世紀の名盤”!

masato さん | 新潟県 | 不明

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次元が異なる超高音質SACDの登場を大い...

投稿日:2011/03/06 (日)

次元が異なる超高音質SACDの登場を大いに歓迎したい。本盤におさめられた演奏は、カザルスと並ぶ20世紀最大のチェリストであったロストロポーヴィチと、20世紀を代表する作曲家の一人であるブリテンによる歴史的な超名演だけに、既にSACDハイブリッド盤やSHM−CD盤などが発売されてきたが全く問題にならない。本盤では、既発のCDでは聴き取ることが難しかったロストロポーヴィチのチェロの細かい弓使いなどが鮮明に再現されるとともに、特に、チェロの低音域に一本太い芯が通ったような力強さが加わったことが何よりも大きい。これによって、ロストロポーヴィチのスケールの大きい卓越した至芸を、望み得る最高の音質で味わうことが可能になったと言える。他方、ブリテンのピアノの音色は、やや籠りがちな箇所も散見されるが、それでも既発CDと比較すると格段に音の鮮度が増しており、とりわけ高音域がクリアに聴こえるのが素晴らしい。演奏は、息の合った盟友どうしの歴史的な名演奏であり、いずれの楽曲も史上最高の名演と言える。ロストロポーヴィチのチェロは、重量感溢れる低音から抒情豊かな高音に至るまで表現力の幅は桁外れに広く、シューベルトのアルぺジオーネソナタに込められた寂寥感や、民謡風の5つの小品が内包するシューマン最晩年の絶望感に苛まれた心の病巣を切れ味鋭く描出している点を高く評価したい。他方、ドビュッシーのチェロソナタでは、同曲独特の瀟洒な味わいの描出にもいささかの不足はない。ブリテンのピアノも、こうしたロストロポーヴィチの彫の深い表現をしっかりと下支えしているのが素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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