シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

管弦楽作品全集 ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(9CD) 

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CZS5736142
組み枚数
:
9
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リヒャルト・シュトラウスBOX(CD9枚組)
ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレ

1970〜76年ドレスデン聖ルカ教会におけるステレオ録音。巨匠ケンペが名門ドレスデン・シュターツカペレを指揮して完成させた、R.シュトラウスの管弦楽曲&協奏曲作品を集めた当セットは、以前から名盤として知られ、数々の賛辞を受けてきたものです。
 収録作品は、どれもケンペの快活で柔軟な音楽作りが心地よい名演ばかりで、生き生きと楽しい《ティル》や、豪快で推進力に富む《英雄の生涯》、ダムのホルンに驚く《ドン・ファン》はもちろん、豪華な独奏者による協奏曲も万全の内容です。
 また、当セットは、多くのリヒャルト作品を初演し、《アルプス交響曲》を献呈されるなど作曲者ゆかりのオーケストラでもあるシュターツカペレ・ドレスデン全盛期のサウンドが心地よく味わえることもあり、R.シュトラウスに関心のある方は避けて通れないきわめつけの名盤と言えるでしょう。9枚組で全25曲、651分収録。

CD-1:
・ホルン協奏曲第1番
・ホルン協奏曲第2番
・オーボエ協奏曲
・デュエット・コンチェルティーノ(クラリネット、ファゴット、弦楽とハープの為の)

CD-2:
・ブルレスケ(ピアノと管弦楽の為の)
・家庭交響曲余禄(ピアノと管弦楽の為の)
・交響的練習曲《パンアテネの行列》(ピアノ(左手)と管弦楽の為の)

CD-3:
・交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
・交響詩《ドン・ファン》
・交響詩《英雄の生涯》

CD-4:
・ヴァイオリン協奏曲
・家庭交響曲

CD-5:
・交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》
・交響詩《死と変容》
・楽劇《薔薇の騎士》からワルツ(ケンペ編)

CD-6:
・楽劇《サロメ》から7つのヴェールの踊り
・バレエ《町人貴族》組曲
・バレエ《泡立ちクリーム》からワルツ
・バレエ《ヨゼフ伝説》交響的断章

CD-7:
・メタモルフォーゼン
・アルプス交響曲
CD-8:
・交響詩《イタリアより》
・交響詩《マクベス》

CD-9:
・交響詩《ドン・キホーテ》
・クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲

収録曲   

ディスク   1

Horn Concerto No. 1 In E Flat Major, Op. 11

  • 01. I: Allegro
  • 02. II: Andante
  • 03. III: Allegro

Horn Concerto No. 2 In E Flat Major

  • 04. I: Allegro
  • 05. II: Andante Con Moto
  • 06. III: Rondo (Allegro Molto)

Oboe Concerto In D Major

  • 07. I: Allegro Moderato
  • 08. II: Andante
  • 09. III: Vivace

Duett-Concertino For Clarinet, Bassoon And Strings

  • 10. I: Allegro Moderato
  • 11. II: Andante
  • 12. III: Rondo (Allegro Ma Non Troppo)

ディスク   2

  • 01. Burleske
  • 02. Parergon Zur Sinfonia Domestica, Op. 73
  • 03. Panathenaenzug, Op. 74

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総合評価

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シュターツカペレ・ドレスデン(以下SKD)の魅力は何とい...

投稿日:2010/05/20 (木)

シュターツカペレ・ドレスデン(以下SKD)の魅力は何といってもその懐深い響きにある。クラシック音楽ファンは大概、一つの曲に対しいくつかの演奏に接するものだが、SKDの演奏を聴くと、今まで聴いてきたものは一体何だったのかと恥ずかしくなるくらいに、曲の魅力にすっかりハマってしまうということが、かなりの頻度で起こり得る。僕の場合、リヒャルト・シュトラウスがそうだ。今まで幾度となく彼の作品に接してきたが、その何れも「冗長・難解・演奏至難」というイメージであった。しかしケンペの演奏を耳にし、これら先入観は180度覆されたのだ!特に《ホルン協奏曲》におけるペーター・ダムのソロが素晴らしい。まろやかで軽やかで趣がある。作品自体も、調性や主題が明確で聴きやすい。《ブルレスケ》のピアノとティンパニの掛け合いも見事。ティンパニはまず間違いなくペーター・ゾンダーマンだろう。一見単純そうに見えるこの打楽器から、かくも色彩豊かなニュアンスを紡ぎだせるとは、もはや神業!大曲《アルプス交響曲》は全集中の白眉!さすが被献呈団体だ。雄大な自然が目の前に迫るような見事な描写力だ。ケンペはさながら登山隊長のように、聴き手に登山の醍醐味を存分に味あわせてくれる。他に、終曲に《フニクリ・フニクラ》の旋律が登場する《イタリアより》や、バロック様式を模した《クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲》など、マニアックながら聴き落とせない佳作も入っている。勿論《ツァラトゥストラ》や《ティル》、《ドン・ファン》といった名曲も、SKD特有の渋い音色が特徴的な名演だ。とかく名技性のお披露目に堕しがちなこれらの曲から、味わい深いニュアンスを引き出すことに成功している。ケンペ編曲の《薔薇の騎士》の絢爛豪華なことは愉悦の極み!録音は、薄っぺらなEMI復刻よりも格段に雰囲気が良い。もっとも、原盤担当のシュトリューベン氏が目指したサウンドとは違うのかも知れないが、それでも、恒常的に手に入るディスクの中では一番だろう。バジェット・プライスながら聴き応え十分な全集といえよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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文句なしに素晴らしい。「薔薇の騎士」はケ...

投稿日:2010/02/14 (日)

文句なしに素晴らしい。「薔薇の騎士」はケンペ編曲。色々聴いたがこれが一番。ドレスデンの絹のような音色は夢のようで必聴。

くじら さん | 東京都 | 不明

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あらためて言う必要もない稀代の名盤。ドン...

投稿日:2008/08/06 (水)

あらためて言う必要もない稀代の名盤。ドンファンに関して ちょっと前のめりに先走っている印象が好き嫌いを分けると思うのですが、ケンペのドンファンは ロイヤルフィルを指揮した これ以上に良い まったく素晴らしいレコードを愛聴していました。国内CDは出ておらず 怪しい外盤で 幻想交響曲とカップリングされて発売されているのを見たことがありますが− これをCD発売してほしい。

mizumoto さん | 東京 | 不明

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