シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD

交響詩全集 フランソワ=グザヴィエ・ロト&南西ドイツ放送交響楽団(5CD)(日本語解説付)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCX10198
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
現在最も注目されている指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロトが振る
リヒャルト・シュトラウスの交響詩ボックスが登場!


2011年から2016年までバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者を務め、数々の素晴らしい演奏を披露したロト。このリヒャルト・シュトラウスの交響詩全集は、2012年/2013年のシーズンから取り組み、足掛け4年で完成させた力作です。
 シリーズ最初の録音である『死と浄化』『ティル・オイレンシュピーゲル』から大編成のオーケストラを自在に操り、独自の表現と華麗な響きを追求したロト、次の『英雄の生涯』は収録前に実演を繰り返し、表現をブラッシュアップした上での録音ということで、大きな話題となりました。以降、順調に収録を進め、シリーズの最後をシュトラウスの晩年の作品『メタモルフォーゼン』で締めくくるという万全のプログラムにも、ロトの熱い意気込みが感じられます。
 国内仕様盤には日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事(事務局長) 広瀬大介氏の解説が付属します。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
(93229)
1. 交響詩『英雄の生涯』 op.40
2. 交響詩『死と浄化(変容)』 op.24


 クリスティアン・オステルターク(独奏ヴァイオリン:1)
 録音時期:2012年11月7,8日(1)、2012年6月26-28日(2)
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc2(93304)
1. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 op.28

 録音時期:2012年6月23-29日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

2. 交響詩『ドン・キホーテ』 op.35

 フランク=ミヒャエル・グートマン(チェロ)
 ヨハネス・リューティ(ヴィオラ)
 録音時期:2012年12月20,21日
 録音場所:マンハイム、ローゼンガルテン(20日) フライブルク、コンツェルトハウス(21日)

3. 交響詩『マクベス』 op.23

 録音時期:2013年3月14,19日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc3(93320)
1. 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30
2. 交響的幻想曲 op.16『イタリアより』


 イェルモライ・アルビケル(独奏ヴァイオリン:1)
 録音時期:2013年9月4,5日(1)、2014年2月17,18日(2)
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc4(93335)
1. アルプス交響曲 op.64

 録音時期:2014年11月5,6日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

2. 交響詩『ドン・ファン』 op.20

 録音時期:2014年9月28日
 録音場所:フランクフルト、アルテ・オーパー

Disc5(SWR19021CD)
1. 家庭交響曲 op.53
2. メタモルフォーゼン〜23の独奏弦楽器のための習作


 録音時期:2014年9月9-11日(1)、2015年3月6日(2)
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

 バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル)
 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)
 解説:広瀬大介

【フランソワ=グザヴィエ・ロト】
1971年パリに生まれたフランスの指揮者。父はオルガニストで作曲家、教育者としても高名なダニエル・ロト。指揮者に転向する以前はフルートも学んでいたため、パリ音楽院でアラン・マリオンとヤーノシュ・フュルストのもとで研鑽を積み、ロンドンのドナテッラ・フリック指揮コンクールで第1位を獲得。この受賞により、ロンドン交響楽団のアシスタント・コンダクターに任命され、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタント・コンダクターも務めることになる。
これに並行して、ロトはアンサンブル・アンテルコンタンポラン、カーン劇場と密接な関係を築き、さらにトゥールーズ・キャピトール管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、パリ管弦楽団とも関わりを深め、2003年9月にパリ音楽院の指揮科教授となる。2011年9月にはドナウエッシンゲン音楽祭/フライブルク・コンツェルトハウスにて、ヴェーベルン、ブーレーズ、マーラーの交響曲第1番を指揮して、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者としてデビューを果たす。
ロトのレパートリーは幅広く、17世紀から現代作品に至るまで、また交響曲、オペラ、室内楽など、精通するジャンルも多岐に亘る。2003年に、ピリオド楽器の室内オーケストラ「レ・シエクル」を創設、ときにはモダン楽器も柔軟に使用して多様なプログラムを取り上げている。「レ・シエクル」とは、日本のラ・フォル・ジュルネのほか、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスで公演を行う。
手兵であるバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団とレ・シエクルとの活動を軸に、今後もロンドン響、ベルゲン・フィル、フィンランド放送響への客演を予定するロトは、現在、同世代の中でももっとも多忙な活動をきわめる指揮者のひとり。

ユーザーレビュー

総合評価

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ロトがSWR交響楽団の首席指揮者だった頃に...

投稿日:2023/10/28 (土)

ロトがSWR交響楽団の首席指揮者だった頃に録音したリヒャルト・シュトラウスの交響詩全集。非常に丁寧に丁寧に徹底して作り込んだことがよくわかる良質な演奏である。忙しい現代の一流オーケストラにおいてここまで細部に渡ってこだわってじっくりと取り組んだ仕事ができるのは借り物の指揮者ではなかなか難しい。解釈そのものに特別なものは無いのだが、楽団と指揮者の双方が高い意思を保ってしっかり仕事をしたのが伝わってくる。また、ロトの録音はどれもそうだが、一つ一つの楽器がクリアに明快に的確に正確にバランスよく響き、オーケストラはソロの名手達が集まった集団なのだということを実感する。正直、カラヤン&ベルリン・フィルを始めとする屈指の名演があるリヒャルト・シュトラウスの交響詩において今さら新しい録音を聴く必要はそれほどないかなと思って、お得なまとめ買いの数合わせのついでに一緒に買って放置しておいたボックスだったのだが、なかなか良かった。録音も秀逸。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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フランソワ=グザヴィエ・ロト。クルレンツ...

投稿日:2021/07/07 (水)

フランソワ=グザヴィエ・ロト。クルレンツィス、クラウス・マケラと並び注目している指揮者。出るアルバム、web動画などは要チェック。このシュトラウスシリーズも一枚ずつアルプス交響曲まで揃えましたが、box化を機に買い求めました。ストラヴィンスキー三大バレエやマーラー3番での実に多様な表現からも分かる通り、ロト氏の音楽解釈はリヒャルト・シュトラウスでも素晴らしい成果を上げています。英雄の生涯や死と変容は数ある名演の一角に食い込むものであったし、最後を飾る家庭交響曲とメタモルフォーゼンも定評ある過去の巨匠達の演奏に対しの何の遜色ない快演だと思っています。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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内袋が粘着剤で貼り付けパックされていて、...

投稿日:2021/03/28 (日)

内袋が粘着剤で貼り付けパックされていて、どうしようか?と思いましたが、丁寧にやったらなんとか剥がすことが出来ました。ハサミで切った方が良かったかな? 演奏にいきましょう。 @アルプス→クライマックスへのもってきかたをこうしたか〜。 Aティル→いつものように聞こえる音数が多いですし、音符の長さの扱いも印象的。 Bツァラトゥストラ→絶妙な音バランスによって非常に明解で新鮮です。 Cドンファン→同じく明解です。 Dメタモルフォーゼン→彼の良さが表れ難い曲でしょう。 ずっと聴いているので、ここいらで終えておきます。 良い盤ですが、予想以上にビックリするようなことはありませんでした。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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