SHM-CD

R.Strauss: Ein Heldenleben.Etc.

Strauss, Richard (1864-1949)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCD9752
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SHM-CD
Other
:
Limited

Product Description

ウィーン・フィルSHM-CD名盤シリーズ
ウィーン・フィル来日記念盤
初回限定生産 SHM-CD仕様

R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』、他
ショルティ&ウィーン・フィル

『英雄の生涯』はショルティがウィーン・フィルと録音した唯一のR.シュトラウスの管弦楽作品。来日公演曲目。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・リヒャルト・シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40
 ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ゲオルク・ショルティ

 録音時期:1977年3月、78年3月
 録音場所:ウィーン、ソフィエンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ゲオルク・ショルティ

 録音時期:1985,86年
 録音場所:ウィーン、ソフィエンザール
 録音方式:デジタル(セッション)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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「英雄の生涯」は、カラヤン&ベルリンpo盤...

投稿日:2010/09/01 (水)

「英雄の生涯」は、カラヤン&ベルリンpo盤が世評に高いし、自分も好きでよく聴く。しかし「“英雄の生涯”の名盤をただ一つ選べ」と言われたら、ショルティ&ウィーンpo盤なのである。 ショルティとウィーンpoは、決して相性のよいコンビでなかったと聞く。まあたしかに音楽性は相反する感じなので、反目することがあったのは当然と思える。しかし、ショルティとウィーンpoの残した演奏には、両者の長所が融合し合った幸せな音楽の瞬間が多々ある。 冒頭「英雄の主題」の雄渾さとしなやかさ、「英雄の敵」でのウィーンpo木管群の描き出す憎々しく卑小な英雄の敵たち、「英雄の伴侶」でのライナー・キュッヒルの美しいヴァイオリン・ソロ。そして「英雄の戦い」での凄絶な戦いを描くウィーンpoの金管群・打楽器群・弦楽器群。バスドラムの刻む変則的な4連符がすさまじい。「英雄の業績」から「英雄の引退と完成」にかけての寂寥感に満ちた音楽は、45分程度の曲なのに自分の生涯が終わりを迎えるかのような寂しさに包まれる。 世評は高くないかも知れないが、いいよ、この演奏。剛毅さ・艶麗さ・凄絶さ・そして黄昏の美。この曲の持つ魅力を十全に引き出した名演。

Yuniko さん | 新潟県 | 不明

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冒頭の英雄は、快速のテンポで突き進む。そ...

投稿日:2009/09/08 (火)

冒頭の英雄は、快速のテンポで突き進む。それは、正に向かうところ敵なしといった感じ。英雄の敵に入っても、テンポにはいささかの緩みも見られない。英雄の妻では一転してテンポを落とすが、ここのキュッヒルのソロの実に美しいこと。英雄の戦場は、いかにもショルティらしく圧倒的な音量でオーケストラを豪快にならすが、そのすさまじさには戦懐を覚えるほど。英雄の業績は、そっけなさを感じるほどの快速のインテンポ。英雄の引退と完成は、再びテンポを落として、演奏全体を雄大に締めくくっている。ショルティは、一部批評家から、無機的なインテンポの指揮者と酷評されているが、本盤のような演奏に接すると、決してそうではなく、むしろ緩急自在のテンポを駆使した起伏の激しい演奏をしていることがよくわかる。本演奏を名演と言えるかどうかは、ウィーン・フィルとの相性などを考慮するといささか躊躇するが、ショルティの個性が溢れたユニークさと言う点では、一聴の価値は十分にある演奏であると考える。むしろ、併録のワーグナーは、解釈に奥行きが出てきたと評された80年代後半の録音であり、ショルティ円熟の名演と言ってもいいと思われる。SHM−CD化の音質向上効果は、従来CDの音質もかなりのものであったことから、若干のレベルにとどまっていると言える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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