シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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SHM-CD

交響詩『英雄の生涯』、交響的幻想曲『影のない女』 ティーレマン&ウィーン・フィル

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG50049
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ベスト100
ティーレマン/『英雄の生涯』、交響的幻想曲『影のない女』

SHM-CD仕様

作曲家にとって最後の交響詩となった『英雄の生涯』は自己の業績を振り返る自伝的色彩の濃い作品で、既作品の一部が次々に引用されて登場します。歌劇『影のない女』から編まれた交響的幻想曲も併録。豊饒かつ表現的な音楽を数多く生み出したドイツ・ロマン派最後の巨匠R.シュトラウスの管弦楽作品を、ドイツの実力派指揮者ティーレマンがウィーン・フィルハーモニーを指揮した、豊かな音楽性に満ち溢れた演奏でお楽しみください。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
1. 交響的幻想曲『影のない女』
2. 交響詩『英雄の生涯』 作品40

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライナー・ホーネック(ヴァイオリン:2)
 指揮:クリスティアン・ティーレマン

 録音:2002年9月、ウィーン(デジタル、ライヴ・レコーディング)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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『英雄の生涯』はカラヤンの新旧録音をそれ...

投稿日:2013/01/24 (木)

『英雄の生涯』はカラヤンの新旧録音をそれぞれLPとCDで持っていたので、いかに贔屓のティーレマンでも三枚目までは・・・と買わずにいたのですが、少しお買い得になっていたので思わず買ってしまいました。 いいですねぇ・・素晴らしい。 ムジークフェラインの響きと優秀な録音にも助けられてか、この曲が、まるで非常に劇的な音楽をものすごく熱い演奏で聴かせるオペラのように聞こえました。それぞれの章でさまざまな楽器にあたえられたテーマにまるで歌詞がついて男女の歌手がその人の最高の調子でアリアを歌っているような錯覚におちいってしまい、聴き終わってディスクを仕舞う時に、「あ、そうだ。これ、英雄の生涯だった・・オペラじゃなかったんだよな」と我にかえったほどでした。 いつも思うのですが、この人だと、ホントにウィーンフィルはノリにノッちゃうんでしょうね。

TOCHIPAPA さん | 広島県 | 不明

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ティーレマンによるR・シュトラウスと言え...

投稿日:2011/06/03 (金)

ティーレマンによるR・シュトラウスと言えば、同じくウィーン・フィルを指揮したアルプス交響曲の名演が記憶に新しいところだ。その壮麗なスケールと美しさは、極上の高音質録音(既にシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤として発売)も相まって、素晴らしい名演に仕上がっていると言える。本盤はティーレマンにとって、アルプス交響曲に続く2枚目のR・シュトラウス管弦楽曲集のアルバムということになる。交響詩「英雄の生涯」と言えば、どうしてもカラヤンによる名演が念頭に浮かぶ。スタジオ録音を3度行い、さらに数多くのライヴ録音を遺したカラヤンによる同曲の演奏は、いずれも至高の超名演であり、今もなお強烈な存在感を発揮しているとさえ言える。このようなカラヤンによる強烈無比な超名演を超える演奏を成し遂げるというのは、至難の業とも考えられるところだ。まして、同じく独墺系の指揮者であるティーレマンにとっては、カラヤンによる超名演の残像は相当に強いものであったはずだ。しかしながらティーレマンは、カラヤンによる超名演の呪縛を見事に解き放ち、ウィーン・フィルの美しい音色を存分に活かすことによって、カラヤンによる各種の超名演(カラヤンによる演奏はいずれもベルリン・フィルとのもの)とは違った情感豊かな名演に仕立て上げるのに成功している点を高く評価したい。カラヤンは、同曲の主人公である英雄と同化したような豪演を披露したが、ティーレマンは一歩引いて、あくまでも同曲の英雄を客観的に捉えた演奏を繰り広げていると言える。それでいて、前述のようにどこをとっても情感の豊かさに満ち溢れており、R・シュトラウスが同曲に盛り込んだ美しい旋律の数々を徹底的に歌い抜くことに腐心しているように思われる。また、強靭さにおいても不足はないが、どこをとっても格調の高さが支配しており、スケールはきわめて雄大であると言える。このような堂々たる名演奏を聴いていると、あらためてティーレマンが、ドイツの音楽界を牽引する指揮者として将来を嘱望されていることがよく理解できるところだ。近年では指揮者に軸足を移したライナー・ホーネックによる美しさの極みとも言うべきヴァイオリン独奏を聴くことができるのも本名演の大きなアドバンテージであると言える。併録の交響的幻想曲「影のない女」は、R・シュトラウスが歌劇「影のない女」から有名曲を編曲して纏め上げた作品であるが、オペラを得意とするティーレマンならではの演出巧者ぶりが発揮された素晴らしい名演であると評価したい。録音は、従来盤でも比較的満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって音質がさらに鮮明になるとともに、音場が若干にではあるが幅広くなったように感じられる。ティーレマンによる素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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