Violin Concerto, Ein Heldenleben, Chamber Works : Renaud Capucon(Vn)Popelka / VSO, Seiji Ozawa / Mahler Jugend (3CD)

自身の音楽人生に寄り添った作曲家
R.シュトラウスの珠玉の作品をまとめたアルバム

フランスを代表する国際的ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンが素晴らしい共演者たちとともに録音した、リヒャルト・シュトラウスの作品集のアルバムが発売されます。
　R.シュトラウスはカプソンが大人になるずっと前から彼の辿ってきた音楽人生の中心にいた作曲家です。アルバムはまず、取り上げられる機会は少ないのですが、最近録音された輝きを放つ名作、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ四重奏曲と『ダフネ練習曲』から始まります。その後にはカプソンの以前の素晴らしいコンサートからの録音が続きます。魅力的な仲間たちとともに演奏した『メタモルフォーゼン』の弦楽アンサンブル版と、歌劇『カプリッチョ』からの弦楽六重奏曲になっている前奏曲です。
　そして最後は小澤征爾の指揮、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団との『英雄の生涯』の圧巻の演奏で締めくくられます。難易度の高いことで知られるこのコンサートマスターのソロ・パートを弾いているのが、当時まだ20代前半だったカプソン自身です。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
R.シュトラウス：
1. ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.8
2. ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
3. ダフネ練習曲

　ルノー・カプソン（ヴァイオリン）
　ギヨーム・ベロン（ピアノ：2）
　ウィーン交響楽団（1）
　ペトル・ポペルカ（指揮：1）

　録音時期：2024年5月10日（1）　4月21-24日（2,3）
　録音場所：ウィーン、カジノ・バウムガルテン（1）　ベルリン、テルデックス・スタジオ（2,3）
　録音方式：ステレオ（デジタル）

Disc2
4. ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.13
5. 歌劇『カプリッチョ』 Op.85〜前奏曲（弦楽六重奏曲）
6. メタモルフォーゼン（R.レオポルト編、弦楽七重奏版）

　ルノー・カプソン（ヴァイオリン）
　クリストフ・コンツ（ヴァイオリン：5,6）
　ギヨーム・ベロン（ピアノ：2,4）
　ヴェロニカ・ハーゲン（ヴィオラ：4-6）
　ジェラール・コセ（ヴィオラ：5,6）
　ユリア・ハーゲン（チェロ：4-6）
　クレメンス・ハーゲン（チェロ：5,6）
　アロイス・ポッシュ（コントラバス：6）

　録音時期：2024年4月21-24日（4）　2022年8月16日（5,6）
　録音場所：ベルリン、テルデックス・スタジオ（4）　ザルツブルク、モーツァルテウム財団（5,6）
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ：5,6）

Disc3
7. 交響詩『英雄の生涯』 Op.40

　ルノー・カプソン（ヴァイオリン／コンサートマスター）
　グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
　小澤征爾（指揮）

　録音時期：2000年
　録音場所：ザルツブルク
　録音方式：ステレオ（ライヴ）