シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 管弦楽作品集 アンドリス・ネルソンス、ゲヴァントハウス管弦楽団、ボストン交響楽団、ヨーヨー・マ、ユジャ・ワン(7CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

中古情報

新品ジャケット
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AB
特記事項
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ブックレット付き
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7CD BOX
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基本情報

ジャンル
カタログNo
4862040
レーベル
Dg
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


伝統継承! オーケストラの醍醐味を堪能する、R.シュトラウス・ボックス!

後期ロマン派を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウスは、大編成のオーケストラを駆使した交響作品やオペラでロマン派のひとつの到達点を築いた重要な作曲家。その代表的管弦楽作品をCD7枚に集成した新録音によるボックス・セット。
 現代屈指の指揮者、アンドリス・ネルソンスが率いる「実際にR.シュトラウスが振った」ゆかりのある2つのオーケストラを起用。R.シュトラウスは1887年から度々ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮台に立ち、1907年には最初の公式客演指揮者に任命されました。当時の首席指揮者ニキシュはその最後のシーズン、1920/21年(100年前!)にR.シュトラウスの交響詩全9曲のツィクルスをプログラムし、それ以降、R.シュトラウス演奏の長い伝統が築かれています。一方、1904年に大規模なアメリカ・ツアーを行ったR.シュトラウスは「世界で最も偉大なオーケストラのひとつとここで素晴らしいコンサートを指揮した」とボストン交響楽団を讃えています。
 『ドン・キホーテ』にはヨーヨー・マ、『ブルレスケ』にはユジャ・ワンといった超一流の名手が参加しています。(輸入元情報)


【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:管弦楽作品集

Disc1
1. アルプス交響曲 TrV 233, Op.64
2. 『影のない女』による交響的幻想曲 TrV 234a


 ボストン交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2017年11月〜12月(1)、2021年10月(3)
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール

Disc2
1. 交響詩『ドン・キホーテ』 TrV 184, Op.35
2. 『インテルメッツォ』から4つの交響的間奏曲 TrV 246a


 ヨーヨー・マ(チェロ:1)
 スティーヴン・アンセル(ヴィオラ:1)
 ボストン交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2018年3月〜4月(1)、2021年3月(2)
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール

Disc3
1. 交響詩『死と浄化(変容)』 TrV 158, Op.24
2. 家庭交響曲 TrV 209, Op.53


 ボストン交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2021年10月(1)、2019年9月〜10月(2)
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール

Disc4
1. 交響詩『英雄の生涯』 TrV 190, Op.40
2. 交響詩『マクベス』 TrV 163, Op.23


 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 フランク=ミヒャエル・エルベン(ヴァイオリン・ソロ:1)
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2021年5月(1)、2021年3月(2)
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス

Disc5
1. 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 TrV 176, Op.30
2. 交響的幻想曲『イタリアから』 TrV 147, Op.16


 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 セバスティアン・ブロイニンガー(ヴァイオリン・ソロ:1)
 ミヒャエル・シェーンハイト(オルガン:1)
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2021年5月(1)、2021年3月(2)
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス

Disc6
1. 交響詩『ドン・ファン』 TrV 156, Op.20
2. ブルレスケ ニ短調 TrV 145
3. 『サロメ』から『7つのヴェールの踊り』
4. メタモルフォーゼン TrV 290〜23の独奏弦楽器のための習作


 ユジャ・ワン(ピアノ:2)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2021年6月(1,2)、2021年5月(3)、2021年2月(4)
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス

Disc7
1. 祝典前奏曲 TrV 229, Op.61〜オルガンとオーケストラのための


 オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
 ボストン交響楽団
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

2. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 TrV 171, Op.28
3. 『火の危機』から『愛の場面』


 ボストン交響楽団

4. 『ばらの騎士』〜オーケストラのための演奏会用組曲 TrV 227d
5. バレエ音楽『泡立ちクリーム』から『泡立ちクルームのワルツ』


 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 セバスティアン・ブロイニンガー(ヴァイオリン・ソロ)

 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2019年10月〜11月(1)、2019年5月(2,3)、2021年5月(4)、2021年6月(5)
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール(1-3)、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(4,5)

 録音方式:ステレオ(デジタル)


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ネルソンスが年を追うごとに同郷の先輩、ヤ...

投稿日:2022/06/04 (土)

ネルソンスが年を追うごとに同郷の先輩、ヤンソンスのスタイルに近づいているのは慶賀すべきか、それとも憂うべき事態か。『ドン・ファン』『ティル』『ツァラトゥストラ』『英雄の生涯』『アルプス交響曲』ほかには10年ほど前のバーミンガム市響との録音があった。すべての曲で演奏時間が延びて、音楽の恰幅が良くなっているが、私の好みを言えばいずれも前回録音の方が良かったと思う。『ドン・ファン』など肥満体になりすぎて作品自体の求める若々しさ、颯爽とした感じが失われている。『ツァラトゥストラ』は名高い冒頭以外でもティンパニを強打させて迫力を出そうとしているが、私には前回録音後半の追い込みが忘れがたい。『アルプス交響曲』の細部深掘りも前回の方がアグレッシヴだったような。『英雄の生涯』だけは曲自体に対するアレルギーが強すぎる(大嫌いな)ので申し訳ないがパス。 でもこのセット、はじめて録音される曲はどれも良い。『ブルレスケ』と『ドン・キホーテ』は理想的な独奏者を得て、素晴らしい出来。『ドン・キホーテ』の冷徹なイロニーは最もシュトラウスの本質に近いと思うが、ロトのシャープさ(二回の録音、どちらも切れ味鋭い)とこの録音の描写の巧みさは甲乙つけがたい。現在のネルソンスはかなり楽員の自発性に任せて要所だけ締めるという振り方なので、特にこういう曲に合っている。あまり演奏されない『家庭交響曲』もゴージャスな演奏で、改めて凄い曲だと確認できた。豪快な『マクベス』もなかなか(同時に出たヴェルザー=メスト/クリーヴランドの細身な演奏とは対照的)。『火の危機』の「愛の場面」もいい曲で、もっと演奏されるようになるだろう。しかし『メタモルフォーゼン』は天才シュトラウスの「だしがら」のような作品で、人が言うほどの名曲だとは思えなかったが、もはや現代のライプツィヒの楽員の心に響く音楽ではないようだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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