シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 4つの最後の歌、歌曲集 ジェシー・ノーマン、クルト・マズア&ゲヴァントハウス管弦楽団

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

中古情報

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A
特記事項
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なし
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基本情報

ジャンル
カタログNo
4758507
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ジェシー・ノーマン/R.シュトラウス:4つの最後の歌

ジェシー・ノーマンの名声を決定付けることになったアルバム。その豊麗な声によるスケールの大きな歌唱が、多くの音楽ファンに衝撃を与えたのか、発売当時、ヨーロッパではクラシックとしては異例のベストセラーを記録しています。
 中でも『4つの最後の歌』は素晴らしい仕上がりで、第3曲「眠りにつく時」や、第4曲「夕映えの中で」での歌唱は特に見事。前者の中間部、美しいヴァイオリン・ソロのあとにノーマンが戻って来たときの驚異的な声の伸びは他ではまず聴けないもので、改めてノーマンのケタはずれの能力を実感させてくれます。
 クルト・マズア指揮するゲヴァントハウス管弦楽団の演奏もここでは特筆すべき高水準。ノーマンの大柄な歌唱を無理なく収める雄大なフォルムをしっかりと形成しており、通常は元気に扱われる第4曲の導入部でも、腰の据わった堂々たる音楽を展開していてさすがというほかありません。前述した第3曲中間部のヴァイオリン・ソロも同様に落ちつき払ったアプローチで、ノーマンの歌唱とのマッチングはまさに完璧です。
 組み合わせの歌曲は、ロベルト・ヘーガーがオーケストレーションしたもので、甘美な旋律で有名な初期の代表作『献呈』のほか、シュトラウスが妻に捧げた『明日の朝に』『憩え、我が魂』『我が子に』など親しみやすい旋律を持った名曲ばかりを収録しています。(輸入元情報)

【輸入元情報】
R.シュトラウス:
● 4つの最後の歌 AV150

 春
 9月
 眠りにつく時
 夕映えの中で
● オーケストラ伴奏歌曲集(ロベルト・ヘーガー編)
 明日の朝 op.27-4
 子守歌 op.41-1
 憩え、我が魂 op.27-1
 我が子に op.37-3
 献呈 op.10-1

 ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 クルト・マズア(指揮)

 録音時期:1982年8月
 録音場所:ライプツィヒ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Vier Letzte Lieder
  • 02. Hermann Hesse - 1. Fruehling (original Version)
  • 03. Hermann Hesse - 2. September (original Version)
  • 04. Hermann Hesse - 3. Beim Schlafengehen (original Ve
  • 05. Eichendorff, Joseph Von - 4. Im Abendrot (original
  • 06. Caecilie, Op.27, No.2
  • 07. Heinrich Hart - Original Version
  • 08. Lieder Op. 27
  • 09. Strauss, Richard - Original Version (morgen)
  • 10. Wiegenlied, Op.41, No.1
  • 11. Strauss, Richard - Original Version
  • 12. Ruhe, Meine Seele, Op.27, No.1
  • 13. Strauss, Richard - Original Version
  • 14. Meinem Kinde, Op.37, No.3
  • 15. Gustav Falke - Original Version
  • 16. Lieder Op. 10
  • 17. Strauss, Richard - Orch. By Robert Heger (zueignun

総合評価

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ノーマンの深々としたスケール大きな歌を、...

投稿日:2021/03/18 (木)

ノーマンの深々としたスケール大きな歌を、マズアの適度に抑制されたこれもスケールの大きな伴奏が支える、方向性のはっきりした演奏で説得力がある。大河の流れのような安定感と引き換えに多少大味な面もあり、四つの最後の歌には寂寞感は希薄で、自分の人生を振り返る成功者のゆとりのような雰囲気が漂う。とはいえこれだけ雄大な「夕映え」は稀有だ。 その他の歌曲の編曲はローベルト・ヘイガーによるもので、例えば「献呈」は作曲者編曲での「すばらしいヘレナ」の歌詞挿入はない。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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貴重な1枚。ジェシー・ノーマンの歌声も、...

投稿日:2019/07/11 (木)

貴重な1枚。ジェシー・ノーマンの歌声も、素晴らしい。また、菅野美智子さんの本「雨の歌」によると、故ゲルハルト・ボッセ氏が、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート・マスターとして、ソロの演奏が聴ける貴重な1枚です。実際、私はジェシー・ノーマンの圧倒的な歌に痺れ、これを支えるマズア指揮・ゲヴァントハウス管弦楽団のサポートも聞き逃せない。まさに、貴重な1枚だと思います。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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20世紀の作ながら、芳醇、退廃、成熟、枯...

投稿日:2013/02/05 (火)

20世紀の作ながら、芳醇、退廃、成熟、枯淡・・・といった19世紀までの絢爛たる音楽の歴史と文化の最後の輝きのような歌曲集だと私は思う。ゆったりとしたマズアの指揮とゲヴァントハウスの豊かな響きにのってノーマンのたっぷりとした歌声が歌いあげるR.シュトラウスの「白鳥の歌」。最初に聴いたCDがこれで、そこでノックアウトされてしまったので他の演奏があっさりしすぎて満足できない。それくらい聴き惚れてしまった。仕事などで心身が打ちのめされているときに聴くと、涙がにじむくらいに癒される。   「9月」の最後、「眠りにつく時」の間奏のソロの悠然とした演奏こそ作曲者のたどり着いた心の境地のような気がしてならない。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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