ペロー童話集 付=詩集ときは春

シャルル・ペロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403270048
ISBN 10 : 4403270042
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
308p;21

内容詳細

アイルランドが生んだもっとも奇想にあふれた挿絵画家、ハリー・クラークの作品を愛蔵できる瀟酒な挿絵本。クラークの挿絵本のうちもっとも入手の難しい詩集「ときは春」も収載した、貴重な1冊。

【著者紹介】
シャルル・ペロー : 1628‐1703。フランスの詩人。法務官僚の子として生まれる。オルレアン大学卒業。弁護士を経て父親と同様に官僚となり、ルイ十四世の財務大臣コルベールに仕えた(1663‐83年)。1671年にはアカデミー・フランセーズ会員に選出される。「古代人・現代人論争」では古代の文学より現代の文学のほうがすぐれているとする現代派のリーダーとして、古代派のボワローと論争を繰り広げた

ハリー・クラーク : 1889‐1931。アイルランドのステンドグラス作家、挿絵画家。ダブリン生まれ。ダブリン芸術学校でステンドグラスを学ぶ。『アンデルセン童話集』(1916年)で挿絵画家としてデビュー。『ポオ怪奇小説集』(1919年)がベストセラーとなり、名声を確立した。『ときは春』(1920年)、『ペロー童話集』(1922年)の2冊を経て、ゲーテ『ファウスト』(1925年)、『スウィンバーン精選詩集』(1928年)などの挿画を描く。その後ステンドグラスの仕事に専念、アイルランドのアーツ・アンド・クラフツ運動に関わった

荒俣宏 : 1947‐。博物学者・小説家・翻訳家。玉川大学・武蔵野美術大学・サイバー大学客員教授。日本SF作家クラブ会員。世界妖怪協会会員。東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。小説『帝都物語』で日本SF大賞、『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 帽子を編みます さん

    図書館の棚で呼ばれたような気がして手に取りました。大当たりでした。ペロー童話集の英語版を荒俣宏が翻訳したものです。そして何よりハリー・クラークの挿し絵付き。荒俣宏ならではの訳注がたくさんついているのが読んで楽しいです。仏語版とも比べて違いや文化的な考察をしてくれるのは知識欲が満たされる気分です。ペロー童話集の挿し絵はお気に入りのものがありましたが、ハリー・クラークのも最高に素敵です。付属の詩集も挿し絵付きで詩情が広がります。ハリー・クラークほかの本も読んでみたい、新たなお気に入りを発見出来て幸せです。

  • ゆき さん

    ペローとグリム童話の読み比べがしたいとは思って手に取りました。私が知ってる「赤ずきん」や「眠りの森の美女」はグリム童話で「シンデレラ」はペローの方でした。

  • 田中寛一 さん

    「赤ずきん」「眠れる森の美女」「シンデレラ」など子どものころ絵本として一度は読んだことのある童話などが、細かなクラークの装画とともにあった。作者は今から300年以上も前、ルイ14世にも仕えた。口承の話を文学に高めたという。各童話も絵本ではつてられていないことも多くあった。この作者がいたから絵本として読むことができたのだと初めて知る。

  • うなぎ さん

    ポーの小説にぴったりの美麗でダークな挿絵の作者ハリークラーク×ペロー童話+ときは春という詩集(翻訳・荒俣宏)。ペローは赤ずきんやシンデレラの作者でメルヘンなイメージしかなかったけど、読んでみたら中々毒の効いたダークな雰囲気だった。安定の青髭、赤頭巾の思わせぶり、むしろあからさまな比喩のおぞましい事よ。眠り姫は結婚後の話があり、王子の母は人食い鬼だったのか!祝福されて話す度に口から花と宝石が出る娘は嬉しいような嬉しくないような。長靴を履いた猫の別名「猫先生(マスターキャット)」可愛い響きだ。

  • 鏡也 さん

    挿絵も素晴らしいけれど、詩集も良かった良書。うとうとしながらバスの中で読んでたら、歌で知ってたイニッシュフリーが出て来てはっと目が覚めた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品