大統領ジェファソンの子どもたち

シャノン・ラニア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794966087
ISBN 10 : 4794966083
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,241p

内容詳細

アメリカの第3代大統領で、独立宣言の起草者として尊敬されるトマス・ジェファソン。彼には妻との家族のほかに黒人奴隷との間に7人の子どもがいた…。アメリカの自由の歴史を作った「建国の父」の家族の物語。

【著者紹介】
シャノン・ラニア : 1979年生まれ。ジェファソンとサリー・ヘミングズの子孫。ケントステート大学でコミュニケーション学を学ぶ。エミー賞受賞の若者向けTVショー『リアル・エクスチェンジ』のホスト役をつとめた

ジェーン・フェルドマン : 若者をサポートする仕事で国際的に注目される写真家。シャノンとともに全米に散らばるジェファソンの子孫たちを訪ね、彼らの姿をカメラにおさめた

千葉茂樹 : 1959年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書編集者を経て、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    アメリカの第3代大統領トマス・ジャファーソンには奴隷との間に子どもが7人いたという。1998年に明るみに出た事から、この本が生まれました。歴史に名を残し、尊敬さるべき偉大な人であることは間違いないのでしょうが、色々思う事が出てきました。最期の時を迎えても、自らが所有する奴隷たちを解放しなかった事。奴隷だった30歳年下のサリーと愛人関係となり子をなした事。そのサリーは、ジャファーソンの最愛の亡き妻マーサとは異母妹だった事。奴隷の主人だった男性が奴隷を愛人にして子を成す。その結果がここに記されています。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介(4/145)。『トマス・ジェファソン 本を愛し、集めた人』 https://bookmeter.com/books/8320687 で自由平等を説きつつ奴隷を所有していたことは知っていましたが、その奴隷(女性)に子どもを産ませていたリと、白人(妻)の家族と黒人(奴隷)の家族の両方を所有していた人物でした。その黒人家族がジェファソンの子孫だと認められたのは、20世紀の終わり頃だったそうです。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    自由と平等を説いた大統領が、奴隷を所有していたこと、その奴隷女性に7人の子どもを産ませたこと、30才も年下であったこと、この事実はジェファソンをとても不誠実な人間であるかのように思わせます。 実の妻が亡くなって後であることも、興味本意に走らせる要因であるかと思います。 でも、大統領ジェファソンとサリー・ヘミングスの間に産まれた子どもたちの子孫の抱えた思いの複雑さにとても重さを感じました。 認知されないルーツを持った彼らは、黒人として白人として生きてきたことを、改めて問われるかたちになりました。

  • とよぽん さん

    12年も前に出版された本書を読むきっかけになった「小さな本の大きな世界」に感謝したい。このところ、日本の「差別」の本を何冊か読んでいたが、これはアメリカ人の人種差別、奴隷制の問題を、何と!第3代大統領ジェファソンの子孫(二つの家族)に隠された200年の秘密から解き明かした本である。現代のアメリカには、まだ人種差別(色別主義社会という表現もあった)がある一方、「黒人でも白人でもないアメリカ人」といった主張をする人もいて、皆自分が何者であるかというルーツを大切にしている。日本人の想像を絶する「世界」だ。

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シャノン・ラニア

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