シオドア・スタージョン

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「ウィジェット」と「ワジェット」とボフ 河出文庫

シオドア・スタージョン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463469
ISBN 10 : 4309463460
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,412p

内容詳細

自殺志願の男、女優を夢見る女、偏見を抱いた弁護士、世間を恐れる司書、未亡人と三歳の息子。下宿屋に集う者たちに、奇蹟の夜が訪れる―表題作の中篇他、「帰り道」「必要」「火星人と脳なし」など全六篇。ときに感動的に、ときにユーモラスに、ときに奇妙に、孤高の天才作家が描きつづけたさまざまな愛のかたち。

【著者紹介】
シオドア スタージョン : 1918年、ニューヨーク生まれ。『人間以上』で国際幻想文学賞受賞。85年没。世界幻想文学大賞生涯功労賞が贈られる

若島正 : 1952年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GaGa さん

    「人間以上」「夢見る宝石」で知られるスタージョンの未訳作品が河出文庫から出ていることを知ったのが不覚にも昨年の暮れ(苦笑)よく、ブラッドベリなんかとファンタスティックな描写が似ていると評される作者だが、どちらかと言うとシニカル色が強い人でもある。表題作はそれが顕著に出ていて中々の名作。あと、「必要」「解除反応」なども中々読ませる。異色作は「火星人と脳なし」ある意味表題作と近いテーマなのだが異様なユーモアで押し切っている。

  • The-Q さん

    「必要」が一番好き。スタージョンらしい奇妙な人間の優しさの話。「火星人と脳なし」もよかった。フレドリック・ブラウンあたりが書きそうな話でああいう受信機の話は初めて見たかもしれない。表題作はちょっと長すぎてだれた。

  • pyoko45 さん

    どんな突飛な話や奇想話であっても血の通った人間ドラマとして、きっちりと書き込んでくる。なので、編者解説の『必要』とキングの『ニードフルシングス』との対比は非常に腑に落ちた。読むほうは、それをうっとおしいと感じるかどうかだが、私は結構好きです。ただ、立て続けに読むにはちょっと重いかもしれない。それがスタージョン作品がキャビアに例えられる所以だろうか、どちらも一度に大量摂取するものではない・・・(たぶん違う)。

  • けいちゃっぷ さん

    スタージョンを読むのは三冊目。前に読んだ二冊は古い中にも新鮮さもあって割と面白く読めましたが、ちょっとこれは古いだけという感じ。それに、どれも登場人物に都合よすぎる話ばかり。「お前には良さがわかるまい」と言われれば「そうですね」と引き下がるしかありませんが。416ページ

  • 白陽花 さん

    スタージョンを読むと必ず何か得るものがある。それもネガティブじゃなくてポジティブな方向に。陳腐な言い方かもしれないが人間への愛情をもっているのだろうと感じる。

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