Symphony No.3, Cello Concerto No.1 : Junichi Hirokami / NHK Symphony Orchestra, Fujimori Ryoichi(Vc)

サン＝サーンス生誕190周年。2つの名作が並ぶ貴重なプログラム

今年（2025年）で生誕190周年を迎える19世紀フランスを代表する作曲家サン＝サーンス。同作曲家の名作二題がプログラムに並ぶ、数少ないアルバムがリマスター盤として復活します。
　広く親しまれる『白鳥』をはじめソナタや協奏曲など、サン＝サーンスは優れたチェロ作品を遺していますが、中でも協奏曲第1番は技巧を駆使した華麗なパッセージから艶やかな歌まで、チェロの魅力が十二分に発揮されており、あらゆる作曲家のチェロ作品の中においても、ひときわ光彩を放つ名作といえます。独奏を務めるのは、N響首席奏者でソリストとしても人気が高い藤森亮一。
　サン＝サーンスの代表作のひとつと呼べる交響曲第3番『オルガン付き』は、3管編成のオーケストラとピアノ、そしてオルガン独奏が加わる大編成で、その響きは音の大伽藍とも讃えられます。豊かな色彩感と壮麗な音場感は、他には無い魅力に溢れています。（メーカー資料より）

【収録情報】
サン＝サーンス：
1. チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
2. 交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』

　藤森亮一（チェロ：1）
　ギラン・ルロワ（オルガン：2）
　NHK交響楽団
　広上淳一（指揮）

　録音時期：2007年6月7日
　録音場所：東京オペラシティ コンサートホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）
　リマスタリング