Sound & Recording Magazine編集部

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Sound & Recording Magazine サウンド アンド レコーディング マガジン 2013年 3月

Sound & Recording Magazine編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
040190313
フォーマット
発売日
2013年02月15日
日本

内容詳細

ミュージシャン/エンジニアに聞く “あなたの愛用ヘッドフォンを教えてください!”

■特集
ミュージシャン/エンジニアに聞く
“あなたの愛用ヘッドフォンを教えてください!”
スピーカーと並んで音楽制作で重要なモニタリング・ツール=ヘッドフォン。一昔前は事実上SONY MDR-CD900STの独壇場だったこのカテゴリーだが、近年は各メーカーから高精度のモデルが続々と市場に投入され、勢力図が激変。各人が自分に合ったヘッドフォンを探す時代になったと言えるだろう。そこで本企画ではサンレコにゆかりのあるミュージシャン/エンジニア27名を訪ね、彼らが音楽制作で愛用しているヘッドフォンを紹介してもらった。音楽を生業にするプロは一体どんなヘッドフォンを使い、何をヘッドフォンに求めているのか……ヘッドフォン最新事情を調査してみることにしよう。

≪登場アーティスト/エンジニア≫
DE DE MOUSE/kz(livetune)/SUGIZO/中野雅之(BOOM BOOM SATELLIETS)/Dub Master X/Towa Tei/DECO*27/沙田瑞紀(ねごと)/ヒャダイン/蔦谷好位置/80KIDZ/mabanua/西寺郷太/坂本慎太郎/CHOKKAKU/イルリメ/DJ Watarai/YAMAAN/飛澤正人/zAk/D.O.I./奥田泰次/益子樹/早乙女正雄/美濃隆章/葛西敏彦/渋谷慶一郎

■特別企画
コンプが先か? EQが先か?
数あるエフェクトの中で最もよく使われている“コンプ”と“EQ”。決して派手な効果を生むものではありませんが、プロのレコーディング・エンジニアたちはこれらを組み合わせることで、心地良く聴ける音楽を作り出しています。本企画では、そんなコンプとEQの機能をあらためておさらいしつつ、その併用方法について“音の魔術師”ことKim Studio主宰のエンジニア/プロデューサー伊藤圭一氏に解説していただくことにしましょう。

■スペシャル・レポート
GLAY〜HISASHIと小西康司氏が語る『JUSTICE』
1994 年にメジャー・デビューし、これまでに10枚のオリジナル・アルバムを発表してきた国内屈指のロック・バンド=GLAY。彼らが去る1月に『GUILTY』『JUSTICE』という2枚のオリジナル・アルバムを同時にリリースした。『GUILTY』は『SPEED POP』(1995年)以降の全アルバムと同じく、佐久間正英がプロデュースを手掛けているが、『JUSTICE』はメジャー・デビュー後初めてのセルフ・プロデュース作となっている。ストリングスと打ち込みが織りなすドラマティックなインスト・ナンバー「gestalt」や複雑な展開を持つ「運命論」、ピースフルなアコースティック作「SMILE」など、GLAYの新たな一面が垣間見える楽曲を収めた『JUSTICE』だが、アルバム全体の印象を決定付けるのは収録曲の大半を占めるストレートなロック・ナンバーだ。レコーディング/ミックスを担当したのは小西康司氏。THE MAD CAPSULE MARKETSやAA=、RIZE、そしてHISASHIの参加するACE OF SPADESなど、アグレッシブなロック・バンドを手掛けてきた氏の存在が、アルバムのキャラクターに大きな影響を与えているのだろう。今回は『JUSTICE』の制作工程にフォーカスし、HISASHIと小西氏に話を聞いた。

■ミックス解剖学
エアロスミス「レジェンダリー・チャイルド」
by ジャック・ダグラス
海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を解説してもらう本連載。今回登場いただくのは、ザ・フレイ、ジェームス・ブラント、Korn、マイケル・モンローらを手掛けてきたウォーレン・ヒュアート。そんな彼が昨年手掛けたビッグ・タイトルがエアロスミスの『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』だ。同バンドのオリジナル・アルバムとしては11年ぶりとなった本作のリード・シングル曲「レジェンダリー・チャイルド」をピックアップし、プロデューサーを務めたジャック・ダグラスのコメントも織り交ぜながら、ヒュアートにミックス作業を解説してもらおう。

■Classic Tracks
アダム&ジ・アンツ
「スタンド・アンド・デリバー」
海賊をイメージさせる派手な衣装と奇抜なメイクで決めたビジュアル、そしてツイン・ドラムによるブルンディ・ビートとグラムロックを融合させた斬新なサウンドで注目を集め、イギリスのニューロマンチック・ムーブメントの最前線に躍り出たアダム&ジ・アンツ。その人気は1981年にリリースされたシングル『スタンド・アンド・デリバー』がミリオン・セラーを達成したことによって絶頂を迎えた。派手な戦略とは裏腹に、音楽的に深みのあるものとして制作された『アダムの王国』と『プリンス・チャーミング』という2枚のアルバムを手がけたプロデューサーであるとともに、バンドのドラマーでもあったクリス・ヒューズが当時を回想する

■Cross Talk 林田涼太×H2
時を超え形を変えて受け継がれる
ウェーブテーブル・シンセシスの魅力
“ウェーブテーブル”とはデジタル・シンセシス方式のひとつで、さまざまな倍音を持つ1周期のウェーブを64個並べた状態でメモリーし、その読み出しポイントをエンベロープやLFOなどでコントロールすることによって多彩な音色を生み出すもの。考案したウォルフガング・パーム氏は、ドイツでタンジェリン・ドリームのためにさまざまな機材を製作していた人物で、1975年にPPGという会社を興しウェーブテーブルを採用したデジタル・シンセを次々と発表する。中でも1982年発表のWave2.2と、その後継機としてウェーブを12ビット化したWave2.3は多くのアーティストに愛用され、1980年代のサウンドを特徴付けた名機として知られている。そんな“ビンテージ・デジタル”な方式であるウェーブテーブルだが、PPGの技術を守ってきたWALDORFのBlofeld、その技術供与によりSTUDIOLOGICが作り上げたSledge、さらにはパーム氏自身がiPad用アプリとして作り上げたWaveGeneratorと、系譜が絶えるどころかここに来て新たな進化さえ見せている。開発者もそしてユーザーもなぜそこまで魅力を感じ続けるのかを、存分に語ってもらう。

ほか

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