サイモン・バロン・コーエン

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自閉症スペクトラム入門 脳・心理から教育・治療までの最新知識

サイモン・バロン・コーエン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805835234
ISBN 10 : 4805835230
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自閉症・アスペルガー症候群=自閉症スペクトラムの基本的理解から最新の治療論までを、世界的権威がやさしく語る。様々な仮説や治療法の信頼性と限界など、気になる疑問点に対する科学的な視点で解説。

【著者紹介】
サイモン・バロン=コーエン : ケンブリッジ大学発達精神病理学教授、同大学自閉症研究センター所長。自閉症に関する心理学研究の権威の一人で、これまでに「心の理論仮説」や「共感化―システム化仮説」などを提唱し、世界的に大きな影響を与えている

水野薫 : Space Zero PDD心理・教育研究所所長。ながやまメンタルクリニック、むさしの小児発達クリニック臨床心理士。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士(教育学)。臨床心理士、特別支援教育士スーパーバイザー、K‐ABC初級・中級講師。東京都公立小学校教諭、東京都教育委員会指導主事、福島大学大学院教授を経て現職。研究分野、広汎性発達障害の認知、発達検査理論

鳥居深雪 : 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士(教育学)。千葉大学大学院医学薬学府博士課程後期修了、博士(医学)。学校心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。千葉県公立小学校教諭、特別支援学校教諭、千葉県総合教育センター指導主事、植草学園大学准教授を経て現職。研究分野、発達障害臨床学、発達につまずきのある子どもの脳機能

岡田智 : 共立女子大学家政学部児童学科専任講師。ながやまメンタルクリニック臨床心理士。東京学芸大学連合大学院博士課程修了、博士(教育学)。臨床心理士、特別支援教育士スーパーバイザー、学校心理士。東京都公立教育相談所相談員を経て現職。研究分野、発達障害の心理アセスメント、ソーシャルスキルトレーニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がりがり君

    研究者による自閉症スペクトラム入門。前評判から少し偏った主張を期待していたのだがその期待はいい意味で裏切られた。というのは学説を幅広く体系的に(かつ過激にならずに)紹介しているからだ(心理学的なモデルだけでなく神経学的なモデルも。そして著者は両者は将来的に統一されるべきと主張する)。今現在自閉症スペクトラムを理解するためのバイブルとなっている。他書で感じた歯がゆさというのはその意味でほとんどなかった。

  • Toshi53162606

    自閉症スペクトラム障害の研究の権威である心理学者サイモン・バロン=コーエンの著書。 前回読んだ彼の著書から10年以上経過し、その間に連続体として捉えられ、診断基準がより幅広くなって生まれた自閉症スペクトラム障害に関して、様々な仮説やその検証、自閉症スペクトラム障害の人々への有力な治療方針や社会的支援のあり方など、広範囲に渡って述べられているにも関わらず、とてもわかりやすい。 間違いなく名著であり、当事者やその家族、支援者の方ならなおさら読んでおいて損はない。

  • yori

    ★★★★★ この薄さでこの内容は素晴らしい。満遍なく網羅していて視点に偏りを感じない。とても読みやすい。

  • アリョーシャ

    「入門」の題にふさわしく、自閉症、アスペルガー症候群を取り巻く状況を幅広く知ることができる。研究の歴史から、測定や診断の方法、心理学のモデル、生物学的な研究、介入や教育の方法など、最新の研究成果についても紹介されている。とりわけ、共感化−システム化仮説には説得力があった。補遺には、自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版が掲載されていて、スクリーニングを行うことができる。

  • tuna

    文献の記載もあまりなく、入門書の体裁を保っている。バロン=コーエンらの研究グループの知見をまとめたものなんだろうか。五章の「自閉症とアスペルガーの心理学」では、ASDの理解に必要な心理学的仮説が細かく書かれており、実行機能障害仮説、弱い中枢統合性仮説など、入門書ではあまり触れられない内容にも触れている。著者としては、共感化−システム化仮説を、ポジティブな側面も含めたASD的な能力を捉えた視点として評価しており、実行機能障害仮説、弱い中枢統合性仮説からのシフトを勧めているようである。

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