宇宙創成 下 新潮文庫

サイモン・シン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102159750
ISBN 10 : 4102159754
フォーマット
出版社
発行年月
2009年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
青木薫 ,  
追加情報
:
16cm,374p

内容詳細

人は宇宙を知るため、数限りない挑戦を続けてきた。太陽中心モデルを作り上げたアリスタルコスから、相対性理論のアインシュタイン、宇宙誕生の瞬間を発見したNASAに到るまで。決闘で鼻を失った天文学者がいた。世界トップクラスの天体画像分析チームを率いた「メイド」がいた。数々のドラマの果てに、ついに科学者たちは…。人類の叡智の到達点を、感動的に描く圧巻の書。

目次 : 第4章 宇宙論の一匹狼たち(宇宙から原子へ/ 最初の五分間/ 宇宙創造の神の曲線/ 定常宇宙モデルの誕生)/ 第5章 パラダイム・シフト(時間尺度の困難/ より暗く、より遠く、より古く/ 宇宙の錬金術/ 企業による宇宙研究 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    実に面白かった。しかもエスプリも効いている。なにしろエピローグの最後がこれだ。「神は天地創造以前に何をしていたのか?神は天地創造以前に、そういう質問をするあなたのような人間のために、地獄を作っておられたのだ。」本書は、タイトル通りに宇宙創成を語るのだが、それに際して最も優れている点は、思い切って数式を廃したことだ。なかなか、できることではないと思う。また、真理の探究とともに、優れた人間のドラマとなっていることも特筆すべきことだ。その中では、私は敗者の美学というか、ホイル、アルファーにことさら魅かれた。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    宇宙の始まり『ビッグ・バン』証明への壮大な旅を読了しました。小生の、宇宙や相対性理論等に抱いていた疑問(頭の中で辻褄が合わない部分)の多くが納得に変わった。天才達の類いまれなる探究心に基づく疑問→仮説→検証のサイクル。永遠とも思われる挑戦と挫折の繰り返し。このおかげで現代の我々は様々な『真理』を机上で学ぶ事ができます。ホント難しい事を解りやすく説明できるって凄いこと、有難いです。興味はあれど上下巻の量に怯む場合、本書『エピローグ』の約30頁を読むだけでも面白い!知的好奇心、大いに刺激してくれました‼️🙇

  • KAZOO さん

    ビッグバンの宇宙論が下巻は中心です。サイモン・シンの著書というのは暗号解読にしてもこの本にしても本当に知的好奇心を満足させてくれる本だということです。しかもわかりやすく説明されているので最新の状況がよく理解できます。結構内容的には高度だと思われるのですが、あまりそう感じさせないところがすごいのでしょう。経済学のサムエルソンもそうですが。

  • 修一郎 さん

    いやぁ下巻も面白かった!下巻はビッグバン理論と定常宇宙理論との論争を詳しく描かれている。ビッグバン理論が提起され定着するまでにはこんなに多くの時間と人をかけて論証を積み上げてきたのだ。ビッグバン理論は宇宙背景放射が観測されたあとも宇宙の元素比や重い元素の生成過程,CMBの揺らぎ観測プロジェクトなど,壮大な検証を経て完成した至宝とも言うべき理論であることを知って感激だ。難しい理論検証の経緯を,科学者達の挑戦の歴史に編纂しているサイモン・シンさんの文章は実に素晴らしい。早速次の作品読みます。。

  • ehirano1 さん

    サイエンスなのになんだか感無量感がありました。しかしビッグバン理論もまだまだ課題を残しているところが「まだまだ我々が知らないことがある(=新しいことを知る機会がある)」ということで嬉しかったりもします。

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人物・団体紹介

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サイモン・シン

1964年、イングランド、サマーセット州生れ。祖父母はインドからの移民。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得し、ジュネーブの研究センターに勤務後、英テレビ局BBCに転職。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(’96年)で国内外の賞を多数受賞し、’97年、同番組をもとに第1作であ

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