ウッドストック行最終バス ハヤカワ・ミステリ文庫

コリン デクスター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150775513
ISBN 10 : 4150775516
フォーマット
出版社
発行年月
1988年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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16cm,359p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★★☆ モース警部シリーズ第1作目にして、シリーズ中で最も有名な作品。 モースは警部という立場や、地道に仮説を構築していく捜査スタイル、庶民的な生活という複数の点でクロフツ作品のフレンチ警部と似た部分がある。しかし、最後の最後に意外な犯人を論理的に割り出す点では伝統的な天才タイプの探偵といえる。 本作は登場人物のうち怪しい者がどんどん離脱していくので消去法で真相は看破できた。しかし、犯人には好感を持っていたので、読後は悲しい気持ちになったし、その点で心に残る作品だった。

  • 徒花 さん

    びみょ。おもしろくないわけではないんだけど、翻訳がよろしくないのか、どうにも読みにくい。ところどころ「たぶんここは笑いどころなんだろうなあ」と思うような部分はあったが、つかみきれなかった。筋書きとしては、レイプされた若い女性の殺人事件をめぐって主任警部モースがいろいろ操作を続けながら真相を究明していく物語なのだが、この主任警部は終盤まであまり冴えない男で、けっこう推理を何度も外したりする。かといって、最後のなぞ解きが予想よりも鮮やかなわけでもなく、ちょっと消化不良気味。

  • 夜間飛行 さん

    バスを待つ二人の女の子がヒッチハイクをし、一人が殺された。もう一人はなぜ名乗り出ないのか? 少し偏屈なモース警部が捜査を始める。バス停にいた女の証言、二人を車に乗せた大学講師の話…と手がかりは得られるがもう一人の女の子≠ヘ見つからない。人々の話には靄がかかったように虚実が入り混じっている。そしてモースの探る人間関係には至る所に情欲が絡みついてくる。彼自身も若い娘に恋し、気持を伝えつつ悩む姿が微笑ましくも物哀しくもあった。情欲というものが危険である一方、人間的な出会いもそこにあるという事を考えさせられた。

  • 遥かなる想い さん

    三転・四転する 展開だけでなく、淡い恋物語りを適度に織り交ぜることにより、本作を色彩豊かなミステリーにしている。ウッドストック行最終バスに乗らなかった二人の娘のうち、一人だけが 死体となり、もう一人は 一体どうしてしまったのか・・で始まるエピローグから、すっかりストーリーにはまってしまい、最後の切ないせりふに、ためいきをついてしまう・・そんな 素敵なミステリーであった。

  • W-G さん

    再読です。もう10年以上前に読んだのに結構内容は覚えていました。初めて読んだ時と同じくらい楽しめました。決定的な証拠で理詰めで犯人を指摘している訳ではなく、新本格を通過した後では若干ロジックの甘さが気になるかもしれないけど、それでもミステリとしては絶品。次作以降も読むつもりでいたのになんとなくずっと放置したままだったので、ちょこちょこ読み進めていきます。

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