ゲルト・クルマイヒ

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ジャンヌ・ダルク 預言者・戦士・聖女

ゲルト・クルマイヒ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622097099
ISBN 10 : 4622097095
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
408p;20

内容詳細

英仏100年戦争(1337-1453)の時代、フランス王国とはどのような「国家」であったか、戦争の渦中で生まれた「国民感情」とはいかなるものであり、騎士の戦争から傭兵と庶民の戦争にいかに移行していったのか、そしてそのなかで登場したオルレアンという地方の農夫の少女、ジャンヌ・ダルクとは? 600年に及ぶ研究史のあり方をふまえ、以上の観点を中心に、歴史家としてジャンヌ・ダルクとその時代に接近する試みであり、おそらく今日までで最も信頼できる一書。「重要なのは、ジャンヌ・ダルクを「脱神話化」すること、つまり彼女を依然として取り巻く勝手な推測や仮説から可能な限り解き放つことである」。本や映画や芝居や漫画で誰もが知っているジャンヌ・ダルクの実像に迫る。

【著者紹介】
ゲルト・クルマイヒ : 1945年生まれ、デュッセルドルフ大学名誉教授

加藤玄 : 1972年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。博士(文学)。日本女子大学文学部教授

小林繁子 : 1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。新潟大学教育学部准教授

安酸香織 : 1990年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究院准教授

西山暁義 : 1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。博士(文学)。共立女子大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    伝説の形成過程において、人間の思惑や意図が介在することは避けられない。そこに宗教や政治といった力学が作用すれば、なおのこと。さらに人は奇跡に憧れるものだし、ありえない勝利に神の存在を意識したくなるものだ。ましてやジャンヌ・ダルクの持つ少女性(もっと言えば、処女性)は、人の思惑を大いに引き寄せたことだろう。本書は、そんな伝説のジャンヌ・ダルクを「彼女の時代の最良の資料によってのみ語り、同時にその後現在に至る約六〇〇年の彼女の死後の時代や、とうとう「真のジャンヌ」を発見したのだという、(つづく)

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