ゲオルク・ノルトフ

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意識と時間と脳の波 脳はいかに世界とつながるのか

ゲオルク・ノルトフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826902649
ISBN 10 : 4826902646
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;20

内容詳細

意識とは、「世界の波」に乗るためのサーフボードである

意識や自己はいかに生まれるのか――。長年、神経学者や哲学者を悩ませてきた心身問題に、〈時間〉という要素を取り入れることで、新たなアプローチを提唱する。

私が言いたいのは、今や脳と心に関する見方にも、コペルニクス的転回が必要とされているということだ。脳も心も無時間的なものではない。私は本書で、いかに脳が脳内時間を構築し、それによって意識や自己などの心的機能が生じているのかを論じてきた。(本書「コーダ」より)

【著者紹介】
ゲオルク・ノルトフ : オタワ大学神経科学・精神医学・哲学教授

高橋洋 : 翻訳家

虫明元 : 東北大学医学部大学院卒業、医学博士。東北大学名誉教授、八戸看護専門学校学校長。専門は脳神経科学。特に行動調節に関わるシステム脳科学、主に前頭葉を含む大脳皮質の働きの解明(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mim42 さん

    統合情報理論や機能モジュール指向の意識理論を全否定。階層構造(入れ子構造)をなす異なる「タイムスケール」さえあれば、心の問題など消えるとする極論。時間に関して、多くの評価指標が言及され、実験結果に基づいた脳の処理の概要が提案されるが、すべては言葉でしか説明されず、判然としない。情報量が少ない図表。ただ、紙面と対象読者層の問題で、元論文を漁れば面白いことがあるかもしれない。

  • y さん

    読み終わってわかったような気がしたのですが、やっぱりよくわからない… そこでもう一度読み直したのですが、時間とは何かということが定義されていないので、それを中心に話が進んでいるのでよくわからなかったのかなぁと思いました。 時間というものを素朴な意味で捉えたら、わかりやすいのかと思いました。 うつと躁については、ハッとしました。

  • Go Extreme さん

    タイムスケール: 人間と動物の間での時間共有 心的機能や行動を形成する基盤として機能 脳内時間と意識: 外的時間に対する独自の内的時間を構築→意識や自己の形成 内的時間ー脳の神経活動や自己の感覚に密接に関連 心身問題の再考: 心身二元論→「世界と脳」の関係→心的機能 脳の自発的活動: 遅い脳波と短い脳波の間の相互作用→時間的持続 脳内時間→自己認識や感情に影響 精神疾患: うつ病や躁病ー内的時間の変化→外的時間の知覚→極端な感情 人工エージェント: 自己の経験ー環境との整合性必要 時間ー脳と心の機能を形成

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