マル・エヴァンズもうひとつのビートルズ伝説

ケネス ウォマック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784401654925
ISBN 10 : 4401654927
フォーマット
発行年月
2024年09月
日本
追加情報
:
A5判 / 800ページ

内容詳細

ビートルズに愛され頼りにされ、ローディー以上に貢献したマル・エヴァンズ
活動初期から解散後まで、もうひとつの伝説を浮き彫りにする待望の評伝

ビートルズのロード・マネージャーだったマル・エヴァンズ。実際にはそれ以上の貢献で活動初期から解散後までメンバーを支えた。ビートルズの映画や写真にたびたび登場する黒ぶちメガネの巨体はファンにもおなじみだ。が、40歳での突然の死により、執筆中だった回顧録はお蔵入りとなった。その原稿や日記、遺品を託されたビートルズ研究家で作家の著者が、関係者への取材も経て待望の評伝を完成。マルの視点からのビートルズの歴史、長く知られていなかった彼の裏方としての人生が101点もの写真と共によみがえる。

【CONTENTS】
序文 ゲイリー・エヴァンズ

プロローグ フロントガラス 1963年1月23日

第1章 クソガキ時代 1905年〜1946年
第2章 移動遊園地 1946年〜1954年
第3章 地下の騒音 1954年〜1961年
第4章 ローディー? 1962年〜1963年7月
第5章 自由人 1963年7月31日〜1963年9月
第6章 このデカ棒野郎! 1963年9月7日〜1936年12月中旬
第7章 マル、クリップルズ! 1963年12月24日〜1964年2月5日
第8章 ぼくの大好きな動物 1964年2月6日〜1964年6月3日
第9章 鬼 1964年6月3日〜7月2日
第10章 ミスター・ナイス・ガイ 1964年7月5日〜8月20日
第11章 7つのレヴェル 1964年8月22日〜9月21日
第12章 チャネル・スイマー 1964年10月1日〜1965年5月27日
第13章 ギリシャ神 1965年6月〜8月23日
第14章 エルヴィスの境遇 1965年8月23日〜12月3日
第15章 妊娠 1965年12月3日〜1966年6月23日
第16章 ウィ・ラヴ・ユー、ビートルズ! 1966年6月23日〜8月19日
第17章 ヒヒ、ひじょうに多い 1966年8月20日〜1967年2月初旬
第18章 渦巻く銀の光り輝く世界 1967年2月10日〜3月7日
第19章 マル、靴下! 1967年3月7日〜5月26日
第20章 ミステリーな旅の数々 1967年4月3日〜8月25日
第21章 5人目のマジシャン 1967年8月27日〜12月
第22章 社長? 1968年1月〜2月13日
第23章 貧困は笑みを投影する 1968年2月14日〜3月
第24章 大きくて愛くるしくて陽気で、セクシー 1968年3月〜5月14日
第25章 ニヤり微笑む巨人 1968年5月15日〜7月27日
第26章 支配することは仕えること 1968年7月31日〜12月
第27章 クラブあたりで会えるさ 1969年1月2日〜1月30日
第28章 旅路のトイレ休憩 1969年1月30日〜5月9日
第29章 太陽の崇拝者 1969年5月〜8月22日
第30章 バッドフィンガー・ブギ 1969年8月28日〜12月15日
第31章 ダブル・エージェント 1969年12月26日〜1970年6月
第32章 ヒットメーカー 1970年6月〜1971年1月13日
第33章 ハッピー・クリンブル! 1971年1月13日〜12月24日
第34章 マルの反逆 1972年1月〜1973年2月
第35章 パンドラの箱 1973年3月4日〜6月
第36章 愚か者と酔っぱらい 1973年春〜12月
第37章 それで? 1973年12月〜1974年5月27日
第38章 真実を伝える 1974年4月28日〜12月29日
第39章 ニューヨークのホテルの一室で泣きながら 1975年夏〜1976年1月
第40章 デッド・レター・オフィス 1975年夏〜1976年1月

エピローグ 地下のゴミ山 1976年1月〜

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読書メーターレビュー

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  • ジョンノレン さん

    郵便局の正規職員でキャバーンに通い詰めた末にクラブのパートタイムの用心棒からビートルズのロード・マネージャーになったマル・エヴァンズの日記に基づく実録、先ず本人がビートルズ解散の数年後、40才での自死にショック。700頁強にビートルズ四方山話満載。武道館公演は他国に比べ観客の熱狂が穏やかだったため、パフォーマンスレベルの低さにメンバー自身焦った由。親しくなり堅い友人関係を疑わなかったポールから、君は召使いと言われたり、最期に不要と言われたりと散々。アップル社の混沌から解散に至る経緯は何ともやり切れない。

  • バトルランナ− さん

    マルのビートルズに対する思いは私の児玉大輝に対する思いに似ているので大変分かる。対象が同性の年下だしね。リンゴスターのいないビートルズの用心棒をしていた。ビートルズはキャバーンで292回ステージを行っている。 マル。お前もか(涙)p107、p170 p267 ソルトアンドペパーがサージェントペパーズになったんだ。単なる語呂合わせ。p278 ブライアンエプスタインが死んだ。はスティーブンキングの小説みたいに驚いた。p357 ジュリアンレノン、言っちゃったかー。しょうがねーな。

  • mawaji さん

    5番目のビートルズ選手権で5位くらいのマルですがビートルズと関わるとローディでもこのくらいの厚さになってしまうのだ。リバプール時代からファン目線でビートルズと関わってきたテディベアのような人懐っこいマルの証言はどれも貴重なものばかり。高校生の頃にマルが警察官に射殺されたという報道を地方紙で見て信じがたい気持ちを引きずっていましたが、その経緯の真実の事実が48年ぶりに解き明かされた感じです。ゴミ山の中からアーカイブを発掘し、すかさずオノ・ヨーコに連絡したリーナ・クッティのファインプレーには感謝あるのみです。

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人物・団体紹介

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ケネス ウォマック

1966年、テキサス生まれの作家、文芸評論家。モンマス大学教授。ビートルズ歴史家として知られ、ジョージ・マーティンの伝記などを執筆。主な著作に『The Cambridge Companion to the Beatles』(インデペンデント紙「2009年ベスト音楽本」選出)など。また、米ABCやNB

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