グレン・リングトゥヴィズ

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泣いてもいい?

グレン・リングトゥヴィズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905530206
ISBN 10 : 4905530202
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29

内容詳細

大好きなおばあちゃんがつれていかれないように、4人の子どもたちはいっしょうけんめいです。「どうしておばあちゃんをつれていっちゃうの?」いちばん小さな子のうったえかけに、どんな答えがかえってきたでしょうか?『Mortalを考える 泣いてもいい?』が大型絵本になりました。

【著者紹介】
グレン・リングトゥヴィズ : 1968年生まれ。2児の父親。1995年デビュー以来、子どもから青少年のための、ユーモアとドラマ性に富んだ作品を数多く創作。2004年、デンマーク最大手出版社であるギュレンデール社「児童文学賞」を受賞

シャロッテ・パーディ : 1971年生まれ。アンデルセンの童話をはじめ、現代絵本の挿絵を数多く手がける。2000年、デンマーク文化省の「挿絵画家賞」を受賞

田辺欧 : 大阪大学・言語文化研究科教授。専門は、近・現代デンマーク文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    大好きなお祖母ちゃんが重い病気。食堂の隅に薄気味悪い黒マントが座っている。尖がった鼻を突き出し、ドアの外には大きな鎌も。その黒マントにお祖母ちゃんが連れて行かれないように、4人の子どもたちは一生懸命です。「どうしておばあちゃんをつれていっちゃうの?」という一番小さな子の訴えに、どう黒マントは答えたか――。黒マントは死神ですが、実は彼も悲しんでいたのです。そして、死もまた生の一つであることを話してくれ、こう言います。「泣いてもいいよ」と。副題の“Mortal”とは、「死ぬ運命にある」「死を免れない」の意味。

  • マツユキ さん

    病気で寝ているおばあちゃんの本を訪れた死神を引き止めた兄弟たちは…。一緒になって死を悲しんでくれる優しい死神さん。喜びと悲しみも、生と死も、切り離せないもの。おばあちゃんの一生は充実したものだったんだろう。それでも、静かに見送るなんて、出来ないよね。しんみり。

  • こゆ さん

    小1。休館前に予約していた本。死神がやってきたことで、病床のおばあちゃんが逝ってしまうことを悟った兄弟4人。死神がおばあちゃんを連れて行かないように時間稼ぎをする中、死神は昔話を始める…。どんな本か知らずに予約したので、表紙では不気味なお話も思えるし、タイトルと相まってやさしい本にも思えたが、生の意味、死の意味を語る絵本だった。死があるから一生懸命生きる…というところだろうか。大人になっても、まだ死の意味なんてわからないし、なぜ生まれてきたのかもわからない。大のおばあちゃんっ子だった私には悲しい本だった。

  • 亮さん さん

    うーんいいたいこともよく伝わるし、絵も結構いいけどもうちょっと話膨らませられなかったかな。ちよっと残念。

  • river1031 さん

    死があるから生があるのは分かるけど、死を受け入れるには時間が必要。 可能ならばやっぱり引き止めたい

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1968年生まれ。2児の父親。1995年デビュー以来、子どもから青少年のための、ユーモアとドラマ性に富んだ作品を数多く創作。2004年、デンマーク最大手出版社であるギュレンデール社「児童文学賞」を受賞

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