グレゴリー・J.チャイティン

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メタマス! オメガをめぐる数学の冒険

グレゴリー・J.チャイティン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826901383
ISBN 10 : 4826901380
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,292p

内容詳細

デジタル時代の数学をめぐる冒険の書。創造性とは何か、世界は離散的か連続的かなどといった、根源的な問題が生じる「オメガ数」について考察。数学と哲学に関する刺激的な知見を詰め込んだ1冊。

【著者紹介】
グレゴリー・チャイティン : 数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者のひとり。1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務。ニュージーランド、オークランド大学情報科学部客員教授。ニューヨーク在住

黒川利明 : 1948年大阪生まれ。1972年東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年東芝入社、82‐85年新世代コンピュータ技術開発機構へ出向。85年日本アイ・ビー・エム入社、89‐90年IBMT.J.ワトソン研究所。99年CSK入社。現在(株)CSKホールディングスCSKフェロー、総合企画部勤務、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向センター客員研究官。専攻はソフトウェア科学、標準学、科学技術コミュニティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やす さん

    自転車通勤のため、読書メーターがフラットラインと死亡状態。ようやく1冊読み終わる。メタ数学の話であり、科学哲学の本でもある。ゲーテルの不完全性定理、チューリングの計算不能を敷衍し著者は公理サイズ以上のプログラムは正しいか否か判別できないという両者をマージしたような理論を打ち立てたそうだ。理論とは理解の圧縮という主張とかみ合わないので私の理解を超えている話なんだろうと思う。物理学は標準理論にいったん収まった後、ニュートリノの質量を説明するポスト標準理論が必要なのだがストリング理論は複雑すぎる。圧縮されてない

  • thinkeroid さん

    規約性として数学に映り込むのは、あなた自身の影。

  • masmt さん

    ゲーデル、チューリングらによって示されてきた数学の不完全性をさらに一般化し、ありふれたものだとして証明したチャイティンによる一般向け数学書。こりゃ数学の見方が変わるわ

  • Akiro OUED さん

    理解とは情報の圧縮だ。よって、万物理論とは、宇宙の全情報の圧縮操作だ。じゃ、ビッグバン宇宙論は、宇宙の情報量が有限だと言ってるのと同じだね。数学的に定義可能だけど計算不可能な実数オメガは、ガブリエルの新実在論が生存を保証する空想の中のユニコーンのアニキだね。知的刺激がキツイ。

  • リオ さん

    ランダムとか、無意識とか もう一回ちゃんと読みたい(可能ならば

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グレゴリー・J.チャイティン

アルゼンチン系米国人数学者でリオデジャネイロ在住。ブエノスアイレス大学名誉終身教授、南米最古のアルゼンチンのコルドバ大学名誉博士。IBMワトソン研究所勤務時代にはPowerプロセッサのアーキテクチャと関連ソフトウェア開発チームに所属。理論面では不完全性に関するゲーデルとチューリングの研究をコンピュー

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