グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ

人物・団体ページへ

シャンタラム 中 新潮文庫

グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102179420
ISBN 10 : 4102179429
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,622p

商品説明

雌伏、拷問に耐え、マフィアに。ジョニー・デップの映画化など待ってられるか!

スラムでコレラが発生し、リンは獅子奮迅の活躍。だが、何者かの陰謀で投獄されてしまう。苛烈な拷問、同房者との対決、さらにはシラミや線虫との闘い――。疲弊して出所した彼はボンベイ・マフィアにスカウトされ、不正両替やパスポート偽造の手口を学ぶ。収入にも恵まれてスラムを離れたものの、かけがえのない者たちを喪ったことをきっかけに、薬物がもたらす奈落へ沈んでゆく。

内容詳細

スラムでコレラが発生し、リンは獅子奮迅の活躍。だが、何者かの陰謀で投獄されてしまう。苛烈な拷問、同房者との対決、さらにはシラミや線虫との闘い―。疲弊して出所した彼はボンベイ・マフィアにスカウトされ、不正両替やパスポート偽造の手口を学ぶ。収入にも恵まれてスラムを離れたものの、かけがえのない者たちを喪ったことをきっかけに薬物がもたらす奈落へ沈んでゆく。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん さん

    スラムで粛々と生活していた上巻から一変、刑務所に収監され暴力を受け続けたり、出所した後はマフィアの仕事を請け負ったり、命を狙われたりの激変の中巻。マフィアの手先ではあるが相変わらず「優しくてタフで頼れる白人」として友人達を助け続ける。そして他人に優しくされると自分の過去を恥じずにはいられない、悪人だか善人かわからないリン。どれだけ尽くしても自分には負債があると思い続ける人生とはどんなものだろう。そして周囲の友人達も次々とトラブルに巻き込まれて姿を消していく。めくるめくボンベイの世界。とりあえず下巻へゴー!

  • taku さん

    脱獄者であり裏稼業に手を染める主人公。そんな男に好感を抱くのは、他者への思いやりと愛情、不条理に屈しないタフな精神、生きるうえで失いたくないものを持っているから。記憶に残る言葉が随所に散りばめられ訴えかけてくる。その言葉が自分の中に溶けていく。インドの多様さと混沌を濃密に詰めて、理解に苦しむ価値観さえ肌に触れさせるように経験できない世界へと誘う。その物語へダイブできる。本読みにとってこんな嬉しいことはない。「人は正しい理由で間違ったことをする」これは一つの核となるテーマなのでは。

  • わたなべよしお さん

     ブラバカルが死んじゃうなんて。こういう人を殺しちゃいけないよなぁ。相次ぐ親友の死にヘロイン?この辺のストーリーの流れはどうかな、と思うけど、全体を通じて面白いのは間違いない。しかし、小説ではあるんだけど、どこまでが事実に基づいているんだろう?

  • yutaro sata さん

    中巻は、圧倒的な暴力の世界。暴力、暴力、暴力。

  • アプネア さん

    コレラなどスラム内でのトラブルを八面六臂の活躍で解決していくリン。だか、何者かの奸計に嵌まり、投獄されてしまうのだった…。いきなりというか、YOUは何して刑務所へ?なんて質問も答えられないまま、ぶち込まれ、そこからの苛烈な拷問、シラミ潰しのルーティン、線虫シャワーなど。たった1分1秒でも関わりたくない超絶レベルの描写が圧巻です。出所してからもマフィアに入ったり、ヤク中になったりと…。いや〜、人生の折れ線グラフの高低差ありすぎて耳キーンなるわ!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ

1952年、豪メルボルン生れ。十代から無政府主義運動に身を投じるも、家庭の破綻を機にヘロイン中毒に。’77年、カネ欲しさに武装強盗を働き、服役中の’80年に重警備刑務所から脱走。’82年、ボンベイに渡り、スラム住民のために無資格・無料診療所を開設。その後、ボンベイ・マフィアと行動を共にし、アフガン・

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品