裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 上 竹書房文庫

クリス・ライアン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801908000
ISBN 10 : 4801908004
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
石田享 ,  
追加情報
:
335p;15

内容詳細

ロンドン、パディントン駅で多数の犠牲者を出す爆弾テロ事件が発生。そのあまりに卑劣な手口にイギリス中が怒りに震える。テロ実行犯は過激なイスラム教指導者アブ・ライードを支持するふたりの青年と判明。事態を重く見た政府はMI5、MI6、CIAによる合同の緊急対策委員会“ハマーストーン”を結成し、ライードらの抹殺を計画する。この極秘任務に就いたSAS隊員ダニー・ブラックは、自分を抜擢したMI6のヒューゴー・バッキンガムとうれしくもない久々の再会を果たす。相棒のスパッド・グローヴァーと共に容赦なく実行犯たちを始末していき、残るは黒幕であるライードただひとりとなった。しかし、あまりに順調すぎる展開に、ダニーは何者かに操られているような嫌な予感を覚えていた…。宿命を背負ったSAS隊員ダニー・ブラックの活躍を描く、冒険アクションシリーズ!

【著者紹介】
クリス・ライアン : イギリス軍特殊部隊SAS元隊員、作家、セキュリティコンサルタント。1961年ニューカッスル近くの村で生まれる。1984年にSASへ入隊。約10年間、極秘任務を含む数々の作戦に従事し、対テロチームでスナイパーの指揮も務めた。湾岸戦争では8人のチーム中ただ1人、シリア国境の砂漠を300km踏破してイラクからの脱出に成功した経験を持つ。この功績によりライアンは戦功勲章を受け、3年後の1994年に退役した。引退後、イラクからの脱出行の経験を綴ったノンフィクション『ブラヴォー・ツー・ゼロ孤独の脱出行』(原書房)が、ベストセラーとなり映画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    最近イエメンのプロジェクトを評価する仕事が舞い込んで来たので、イエメンの内戦を知るための購入。他に本がなかった。ロンドンを舞台にSAS隊員がテロリストを暗殺するというお話で、ラスト数ページでようやくイエメンの話になる。下巻では多少得るものがあるのだろうか?原書は娯楽小説なのだろう徹底的にテロリストが醜悪に描かれており、暗殺も普通に肯定されており怖い。こういう人たちに狙われたら事故死に見せかけて殺されるのは確実である。しかし一番気になるのは翻訳家のこと。こんな売れそうもない本を翻訳して生活が成り立つのか?

  • ゆーぼー さん

    人の命を平気で奪う悪党どもには、何のためらいもなく超法規的な制裁を実行するダニーとスパッドだが、作戦の流れに何となく、不可解な部分が感じられる。 イギリスは人権重視のお国柄だが、その足かせが強すぎるあまり、不可能なことは超法規的に処理する矛盾を感じさせる作品だ。 ダニーとスパッドの活躍と、その目で見る真実を確かめに下巻へ行こう。

  • 羊山羊 さん

    初読み作家さん。これはイイ!英国で発生したテロに立ち向かう主人公ダニーの大活躍を描く1冊。敵テロリストの容赦のなさや細かい描写がとても魅力的。冒頭の自爆テロ()シーンとか暗殺シーンの緊張感、細かいリアリティに凄まじいものがある。それと、主人公の淡々とした態度が、本著をクラシックな王道冒険小説でありながらも最新の軍事スリラに仕上げている。上巻は割とスロウな展開で副題のイエメン暗殺作戦は下巻から。盛り上がりそうで楽しみ。

  • かんとり さん

    前作と同じくダニーブラックが登場。 しかしなんだか物足りないなあ・・・  安っぽい背広組みや、テロリストの設定が単純すぎ、  クリスライアンってもっと読ませると思っていたが。  後半に期待♪

  • tai65 さん

    星4つ

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クリス・ライアン

イギリス軍特殊部隊SAS元隊員、作家、セキュリティコンサルタント。1961年ニューカッスル近くの村で生まれる。1984年にSASへ入隊。約10年間、極秘任務を含む数々の作戦に従事し、対テロチームでスナイパーの指揮も務めた。湾岸戦争では8人のチーム中ただ1人、シリア国境の砂漠を300km踏破してイラク

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