クリストファー・ソーン

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満州事変とは何だったのか 国際連盟と外交政策の限界 上巻

クリストファー・ソーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794205674
ISBN 10 : 4794205678
フォーマット
出版社
発行年月
1994年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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20cm,326p

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    国際連盟とイギリス・アメリカを中心とした戦間期前半の外交限界を、満州事変をケーススタディとして研究した書。原題は邦題の副題が主になっている。特に英米の政治家や外交官の名前が頻繁に出るので、名前と役職のリストを作って読んだ方が読みやすかったなとあとで反省。満州事変勃発時点では、英米とも政府の高官は当時の混乱していた中国よりは日本の方が信頼に値する(幣原の協調外交の成果が大きい)と考えていた模様。これに対し新聞や大衆の方に日本の行為に対する反発があったようで、その影響に配慮する様が随所に書かれている。

  • がんぞ さん

    世界大戦勝者に物資供給とはいえ参加し〈民族自決〉闡明に期待した中華民国は、利権を継承した日本に激怒し排日運動をけしかけた/大正関東大震災〜金融恐慌〜世界恐慌→ブロック経済に打ちのめされる国民に、満州国建国〜経営は活路を開いた具体的成果で、軍部への評価も増した/不義の戦争で香港を半永久租借し賠償金まで取り立てた英国が、国際連盟に参加しない米国が日本の行動を非難するとは。ソ連とドイツは死の商人/なお。朝鮮併合は許容されていた/満州は長城外で、蒋介石・張学良は独裁者。選挙された議員の議会もない國が主権正当性言う

  • すいか さん

    列強各国、主に英米の思惑を中心に細かく紹介。アカデミックで不親切というかわかりにくい。恐らくはっきり書いていない暗黙の前提がたくさんあるんだと思う。その前提を著者と共有していないと理解しにくいということか。『日本に対する西側世論の非難は高まった』とだけ書かれても、どのような観点からの何に対する批判なのかさっぱりわからんし。

  • メロン泥棒 さん

    世界史という位置づけで見た満州事変。アジアにおけるヨーロッパ諸国の影響力低下と誤算、国際連盟の力のなさの露呈。アメリカを引き入れたいイギリスの思惑など。日本の軍部の暴走という視点ではなく世界史という視点で見るとこうも違ってくるのか。

  • Katsusuke Taira さん

    test

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クリストファー・ソーン

1934年、イギリス生まれ。オックスフォード大学セント・エドムンド・ホールで現代史を専攻。戦後の英国海軍に従軍、駆逐艦に乗り組んでいた経験がある。サセックス大学で国際関係論の教授を務めていたが、92年に癌のため死去。王立歴史学会、英国学士院の特別会員でもあった

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