数学的に考える 問題発見と分析の技法 ちくま学芸文庫

キース・デブリン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480098986
ISBN 10 : 4480098984
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

解決法のテンプレがない問題に出会ったとき、どうする?多彩なキャリアをもつ著者の長年の教育経験が凝縮された入門書。文庫オリジナル新訳。

目次 : 第1章 数学とは何か(計算だけではない/ 数学における表記法 ほか)/ 第2章 言葉を厳密に使う(数学的な言明/ 論理結合子「かつ」、「または」、「でない」 ほか)/ 第3章 証明(証明とは何か/ 矛盾による証明 ほか)/ 第4章 数を巡る成果の証明(整数/ 実数 ほか)/ 補遺 集合論

【著者紹介】
キース・デブリン : 1947年、英国生まれの数学者。キングス・カレッジ・ロンドン卒業後、ブリストル大学で博士号取得。現在、スタンフォード大学言語情報研究センターのシニア研究員。熱心な数学啓蒙活動を行う一方で政府関連機関のコンサルティングなど多彩なキャリアをもつ

冨永星 : 京都生まれ。京都大学理学部数理科学系卒業。自由の森学園の教員などを経て、現在は翻訳業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 元よしだ さん

    一回目〜〜以下引用 数学的技能。製造業などで新たな問題を見つけ、数学の視点でその問題の鍵となる特徴を確認して記述し、その数学的な記述を用いて問題を厳密なやり方で分析する能力。 長時間一人で仕事、具体的な数学の問題に深く集中する。←革新的な数学的思考者。数学のなんたるか、その力と守備範囲、数学がいつどのように使えるのか、数学の限界の概念を理解。往々にして分野の垣根を超えたチームで仕事。物事を新たな視点で見られる。必要とされる新たな技術を素早く身につけ駆使。古い手法を新しい状況にみごとに適合させる。

  • クレストン さん

    数学の啓蒙活動が著名な数学者による数学の入門書。原著は「Introduction to Mathematical Thinking」でまえがきによると大学の数学入門的な授業用を意識した本であるらしい。本書の良い点はなんと言っても歴史や意義そして経験からメタ的に考察した上でどう数学を学ぶべきか力説するのにページを割いている点である。ここまで手堅くまとめている本は無いと思う。ただ沢山用意された例題に回答はない。数学が苦手な自分は問題をスルーしながら読んだので、もう一度読んだ際は少し式や問題に取り組みたい。

  • 毒モナカジャンボ さん

    数学が計算する学問から概念を扱う学問へ変わったのはここ200年くらいの話みたいだ。高校までの伝統的数学から大学からの現代数学への橋渡しとして書かれている。思った以上に(だが初歩的な)数学的な内容に入るので、読みたいものとはちょっとずれた。既に大学で数学に触れ始めていれば物足りないかもしれない。数学に親しんでいない人にとっては自分で考えさせるためのいい問題配列になっていると思う。「理解を焦るな、数学を諦めるな」という著者からの強いメッセージ。数学ができない奴は21世紀の二級市民みたいな感じがあってよかった。

  • Iwata Kentaro さん

    本屋で衝動買い。非常にオーソドックスで勉強になるが、著者の意図が本書で達成できるかは甚だ疑問。

  • PapaShinya さん

    似たような趣旨の本にポリアの本があるが、本書は、どちらかというと論理学の本・・・という趣。豊富な練習問題があり、これらをこなしていかないと”数学的に考える”力がついたとは言えない。が、これが結構大変。結局、”数学的に考える”力は、簡単には身につかないということね。エクササイズなしに、筋肉はつかないと。

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