修道女の薔薇 創元推理文庫

キャロル・オコンネル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488195205
ISBN 10 : 4488195202
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
560p;15

内容詳細

消えた修道女を捜してほしい、マロリーのもとに一件の訴えが持ち込まれる。同じとき、彼女の甥と思われる盲目の少年も姿を消していた。数日後、修道女は意外なところで発見される。市長邸の正面階段に積まれた四体の死体、その中に彼女もいたのだ。市長に恨みをもつ者の仕業か? その頃少年は、ある男のもとに囚われていた。盲目の少年に脱出の機会はあるのか。一方殺害事件を追うマロリーは……。

【著者紹介】
キャロル・オコンネル : 1947年、米ニューヨーク州生まれ。カリフォルニア芸術大学、アリゾナ州立大学に学ぶ。46歳でデビュー作『氷の天使』を刊行、たちまち評判に

務台夏子 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    アメリカでは、これを最後にマロリーの新刊は出ていないようだ。ライダーもチャールズも、そしてもちろんマロリーは、頭の中でキャラクターとして出来上がっていて、私はその中の誰にも別れを告げたくないから、このままで良いのかもしれない。オコンネルがにおわせる悲しい未来を目の当たりにしたくないと思う。刑事ものは、これが一番。何万本ものバラの中に佇むマロリーが愛しい。

  • yumiha さん

    マロリーシリーズ最新作。前作『ゴーストライター』あたりから雰囲気が変わってきたように思う。まずソーホー署の刑事たちがそれぞれ主張し始めたこと。それはマロリーが仲間たちから浮いた存在ではなくなってきつつあるからだと思う。その反面、これまで準主役級だったチャールズやライカ―の存在感が薄い。原題BlindSightが示すように、ジョーナを通して目が見えない世界に詳しく、教えられたことが多かった。イチオシは、マロリーがジョーナを救おうとキスをする場面。冷血ソシオパスだけではないマロリーを読者だけが知っている。

  • しましまこ さん

    観光客で溢れかえるニューヨークの街角、白昼消えた修道女を見つけて欲しい。マロリーのもとに持ち込まれた訴え。同時刻、彼女の甥も消えていた…。修道女を含む四体の死体、取り出された心臓、殺し屋に囚われた盲目の少年。殺し屋がまともに思える程のクレイジーな事件の真相!!全てを支配する(笑)マロリー、止めときゃいいのにマロリーに協力しつつも歯向かうチャールズ!死者の鳴らす鈴の音と薔薇の香りがいつまでも頭から離れない。今回も読書の楽しさ堪能!なのに2016年以降新作がないなんて、どうしたら…

  • tom さん

    お久しぶりのマロリーさん。この人、人の痛みが理解できない、感情も情緒も理解できないという設定。でも、彼女は、普通の人(普通が何かはともかく、そこらあたりにいる普通の人)には見ることができないものが見えてしまう。そして、この彼女が捕らわれの身になった盲目の少女を救うために奔走する。彼女の心の深いところに、ひどい仕打ちを受けた処女とシンクロするものがあったというストーリー。そしてまた、彼女はそのことに気づくことができないトーリー。マロリーさんの物語、全巻読んでみようかと思った次第。

  • ヘジン さん

    キャロル・オコンネル、翻訳小説初心者のときに読んであんまりぴんと来なかったんだけど、いろいろ経てから改めて読んでみると、いやとても好みの作家ですみません。原文を生かして、変につるんとした読みやすい翻訳にしてないところもまた好きなんだよ。時間はかかるけど、たっぷり楽しめた。マロリー・シリーズ12作目だけど、まだ20代半ば設定なんだね。キレッキレでツンデレのマロリーが相変わらず愛おしい。未読のもあるからそのうち制覇したい。

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キャロル・オコンネル

1947年、米ニューヨーク州生まれ。カリフォルニア芸術大学、アリゾナ州立大学に学ぶ。46歳でデビュー作『氷の天使』を刊行、たちまち評判に

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