キャサリン・M・ロジャーズ

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豚肉の歴史 「食」の図書館

キャサリン・M・ロジャーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562051687
ISBN 10 : 456205168X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;20

内容詳細

古代ローマ人も愛した、安くておいしい「肉の優等生」豚肉。豚肉と人間の豊かな歴史を、偏見/タブー、労働者などの視点も交えながら描く。世界の豚肉料理、ハム他の加工品、現代の豚肉産業なども詳述。図版多数。レシピ付。

【著者紹介】
キャサリン・M.ロジャーズ : 作家、編集者。ニューヨーク市立大学ブルックリン校および大学院センター名誉教授。18〜19世紀の英文学と女性学を研究。退官後は動物や食物関連の多くの書籍を執筆、編纂する

伊藤綺 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    豚肉と人間の豊かな歴史を偏見・タブー、階級歴史などの始点も混じえながら描いている(本書より)イスラム教や一部の民族以外はさまざまな加工品やレシピ、19世紀の豚肉を題材にした絵画も紹介されていた。印象に残ったのはさまざまな文化の人々が人肉は豚肉に味が似ていて、ポリネシアの食人族は人肉を「長い豚」と呼んでいたそうだ。個人的にはビーフよりポークのほうが好きだが長い豚は遠慮したい。今でもあるのかなー・・・図書館本

  • Kouro-hou さん

    起源は7千年前に近東や中国で猪を家畜化した辺りらしい。ハム・ベーコン・塩水漬け等で冷蔵技術より先に一年もの長期保存も可能に。というわけで古くから人類の友だったのだが、宗教的にダメとかゴミだのアレでも手軽に育つのが嫌とか毛嫌いされてる面もあったり。NYやボストンでは19世紀頃までは町の通りで放し飼い、ナポリでも町の清掃を担当してたらしいですよ? そんなお高くとまった連中でもハムには関しては高級食材扱いでフニオチ。各時代状況毎の使用調味料や調理法が細かく書かれているので莫大なトライ&エラーが伺えるのも良い。

  • tama さん

    図書館本 このシリーズ読破したい ほぼ豚肉の料理について。イスラムとユダヤは、ブタは不浄なので食うなと決めてるが、それはもったいない。牛のように働かさず専ら食用、かつ餌に困らない悪食でもあったから差別された。まあ、昔の中国の便所は下が豚小屋だし。アメリカの白人はトンカツ食わない人多い。おもしろいのはハムやベーコンになると平気ね。ソーセージ売りという挿画あり、女の人が腰にテーブルの天板を括り付け、七輪を載せてソーセージを焙りながら売り歩く。完全に焼きたて!!

  • くさてる さん

    安くて美味しい「肉の優等生」である豚肉の歴史をカラー図版も豊富に解説した一冊。豚肉にまつわる宗教的タブーを始めとして、世界各国での豚肉の受け入れられ方なども述べられていて、分かりやすかったです。イタリアの生ハム、中国の小龍包、イギリスのローストポーク、アメリカのソウルフードと、世界各国で愛されている豚肉料理はどれも美味しそうでレシピを読むだけでも楽しめます。

  • sibasiba さん

    安くて栄養価の高い豚肉だが、不潔などの偏見があり庶民の食べ物的扱いだった。確かにイギリスやアメリカは牛肉のイメージ。しかし加工してハムなんかになると良いイメージになるのはよくわからん。終わりに消費者は豚に比較的幸福にする非集約的な方法で育てられた食肉を求めるようになったとあるが、本当に? 食肉の安全的に抗生物質を減らせるなら良いと思うのだけど、動物保護の観点からの云々はどうも納得しづらい。「比較的幸福な人生を送った豚」って言葉は気持ち悪さを感じる。動物実験反対に対する違和感と同じ居心地悪さ。

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