キアーラ・ロッサーニ

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イクバル 命をかけて闘った少年の夢

キアーラ・ロッサーニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784890139866
ISBN 10 : 4890139869
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
111p;24

内容詳細

「子どもにだって、世界を変えることができるんだ」児童労働を強いられた少年が自由を手に入れ、世界の子どもたちに影響を与えるまでを、イタリアの人気作家ランドマンが描く伝記絵本。

【著者紹介】
キアーラ・ロッサーニ : 1954年生まれ。ミラノ大学で外国文学を学ぶ。長年、子どもや若い読者のための物語や絵本を書き、イタリアの大手出版社から刊行している。なかには外国語に訳され、大きな評判となったものもある。子どもや、子どもの権利を中心に、歴史・社会的テーマをとりあつかった作品も多い

ビンバ・ランドマン : 1968年生まれ。ミラノ、ブレア美術アカデミー卒業。1988年より、子どもの本の挿絵や物語の創作にとりくんでいる。作品は20か国以上の言語に訳され、多くの賞を受けている。著作が教材として利用されることも多く、テレビのドキュメンタリー番組やCD‐ROMが製作されたり、舞台化されたりしている。創作活動と並行して、学校や美術館、図書館、絵画教室を訪れて子どもたちとワークショップをひらいたり、刑務所内で受刑者といっしょに壁画を描くといった活動も精力的におこなっている。『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』で、第6回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞

関口英子 : 埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。2014年に『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社古典新訳文庫)で、第一回須賀敦子翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    久々に号泣。「はたらく」と「強制労働」には断固とした違いがある。たった4歳で絨毯工場に監禁され、10歳での解放後も小人症と診断され、6歳ぐらいの体型だったというイクバル。彼個人の戦いは12歳で終わったけれど、彼の死が千人のイクバルを生んだように、これからも悲しい戦いをどんなに無力に感じようと続けたい。それは、非買運動より理解と教育に根差すべきではないかと思う。根気強く語り合うことの大切さを、意見が違う相手にこそ気付いてもらいたい。そう感じた本だった。オタマが興味を持ったらいいな。かごに入れておこう。

  • わむう さん

    パキスタンの勇敢な少年イクバルの伝記絵本。児童労働撤廃のために命をかけて闘った少年。「かわいそう」や「感動した」で終わらせてはいけない現実がいまでも存在しています。

  • クリームソーダ さん

    十分な教育が受けられず一日中働かされる子どもたち。勇気を出して立ち上がったイクバルはたった12歳で銃で撃たれて亡くなってしまいました。そんな悲しい事が現実にあるなんて。酷い。彼の言葉。『子どもたちの手には、仕事の道具ではなく、ペンやエンピツがにぎられなければならない』本当にその通りだと思います。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    6年生ブックトーク授業【テーマ 伝記】冬休み前のブックトークで、長めの本を読んでもらったので、今回は絵本を中心に選書。冬休み前に『イクバルの闘い』を紹介していたので、今回はこちらを。『マララとイクバル』岩崎書店も関連本として紹介。 『13歳からの絵本ガイド YAのための100冊』 https://bookmeter.com/books/12736537 紹介絵本。【テーマ どっちも大切。恋愛と友情】 【SDGs1 貧困をなくそう(貧困・家庭内暴力・児童虐待)】

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    4歳の時に親に売られて絨毯工場で働くことになったイクバルが、12歳に銃で撃たれて命を奪われるまでの過激な人生は、想像を絶する衝撃でした。 冒頭で紹介されたイクバルの生涯に呑まれてしまった自分には、象徴的に描かれた本編に物足りなさと事実からの乖離を感じたのですが、それだけ言い尽くせない心の叫びを表現しようとしているからだと考え直しました。 子どもの権利を守るという当たり前の事ができていない世界があることを認識し、子どもたちの解放を全世界的に実現していこうと声を合わせるためにある絵本だと認識しました。

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