Product Details
ISBN 10 : 4327410799
Content Description
19世紀末以来、訳は言語教育の厄介者である。そろそろ変化してしかるべきときだ。これが本書における著者の主張である。著者によれば、訳は言語教育・学習の自然かつ効果的な手段であり、今日の多文化化した社会、地球規模化した世界に広く必要とされる技能であり、また異文化間理解・言語意識・個性の維持を推進するものでもある。現代世界の需要に対応した言語教育・学習の手法を求める声が研究者・教師・学習者の別を問わず幅広く上がる中、本書がその答えを提示する。
目次 : 第1部 歴史(拒絶―「改革」と直接教授法/ 長い沈黙―直接教授法から意味重視へ/ 復興の機運―二言語併用の再考/ 訳すとは何か)/ 第2部 議論(証拠に基づいた議論/ 教育のあり方をめぐる議論/ 教育の方法をめぐる議論)
【著者紹介】
斎藤兆史 : 1958年栃木県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院修士課程修了。米国インディアナ大学英文科修士課程修了、英国ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院教育学研究科・教育学部教授
北和丈 : 1978年富山県生まれ。2001年東京大学教養学部超域文化科学科卒業、2003年同大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2004年英国レディング大学現代英語学科修士課程修了。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京理科大学講師。専攻は応用言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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