英語教育と「訳」の効用

ガイ・クック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327410797
ISBN 10 : 4327410799
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p 21cm(A5)

内容詳細

19世紀末以来、訳は言語教育の厄介者である。そろそろ変化してしかるべきときだ。これが本書における著者の主張である。著者によれば、訳は言語教育・学習の自然かつ効果的な手段であり、今日の多文化化した社会、地球規模化した世界に広く必要とされる技能であり、また異文化間理解・言語意識・個性の維持を推進するものでもある。現代世界の需要に対応した言語教育・学習の手法を求める声が研究者・教師・学習者の別を問わず幅広く上がる中、本書がその答えを提示する。

目次 : 第1部 歴史(拒絶―「改革」と直接教授法/ 長い沈黙―直接教授法から意味重視へ/ 復興の機運―二言語併用の再考/ 訳すとは何か)/ 第2部 議論(証拠に基づいた議論/ 教育のあり方をめぐる議論/ 教育の方法をめぐる議論)

【著者紹介】
斎藤兆史 : 1958年栃木県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院修士課程修了。米国インディアナ大学英文科修士課程修了、英国ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院教育学研究科・教育学部教授

北和丈 : 1978年富山県生まれ。2001年東京大学教養学部超域文化科学科卒業、2003年同大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2004年英国レディング大学現代英語学科修士課程修了。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京理科大学講師。専攻は応用言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nobu A さん

    タイトルに惹かれ、今後の研究に示唆に富んだ内容ではないかと思い、購入した専門書を読了。コミュニカティブ・アプローチや直接法が全盛の今の教育現場。実際は、教師や学習者同士の挟み訳などが行われ、「学習言語で全て考える」のは理想だが、学習者の思考を変えるのは不可能。そうなると、言語習得に訳はそれほど支障を来すのかと考えさせられる。自分も慣れないトピックは頭の中で日本語から英語へと転換している現実。しかし、本の内容は、具体例を含んだ分析や考察が少なく、ダラダラでちょっと残念。

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