ハンナのかばん アウシュビッツからのメッセージ ポプラポケット文庫

カレン・レビン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591091951
ISBN 10 : 4591091953
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,174p

内容詳細

アウシュビッツのガス室で、13年の生涯を終えたハンナ・ブレディ。彼女はどんな少女だったのか。そして、彼女に何が起きたのか。半世紀後、ハンナが残した旅行かばんから、新たなドラマが始まる…。

【著者紹介】
カレン・レビン : カナダでラジオ番組の作成にたずさわり、数々の賞を受賞。ドキュメンタリー番組“Children of the Holocaust”では、Peabody Awardを受賞。CBCの番組“As It Happens”では総監督をつとめた。その他にもホロコーストに関する番組を多数作成

石岡史子 : 東京生まれ。英国のリーズ大学院開発学部にて南北問題や女性の人権、教育問題を学ぶ。修士課程を修了後、帰国して、1997年、子どものためのアンネ・フランク展示館を開設しようというNGO団体に事務局スタッフとして参加。1998年10月、ホロコースト教育資料センターと改名、移転後、代表に就任。2004年、ヨーク大学(カナダ)より名誉博士号授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    児童書。13歳でアウシュビッツのガス室へ送り込まれた、ハンナの一生をめぐる話。ホロコーストのことが、分かりやすく書かれている。ハンナのカバンを手にした、ただそのことだけで、ここまで調べあげた石岡さんがすごい。ハンナのような子どもたちを、今後二度と生み出したくないと思った。

  • ヒデミン@もも さん

    アンネの日記は残念ながら手元にないが、この本は娘が小学校の時に感想文で賞をとった本。本の整理をしていて、やはりこの本は置いておこう。古いカバンが重いものを残している。戦争で犠牲になるのはいつの時代も弱者。守らればならない。

  • 南 さん

    後半はティッシュと洗面のお世話になりっぱなしでした。表紙のハンナ、可愛らしい。幸せな子ども時代から読み進める一冊。収容所のつらい状況よりも、いろんな人が思いやりをもって支えてくれたという温かい場面がちりばめられている。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    最後に、感動的な展開がありました。写真は本物だったのです。旅の果てに巡り合えたハンナのお兄さん。ハンナの家族の悲劇と、ナチスの非情なユダヤ人迫害政策に衝撃を受けていただけに、残された光を見ました。あまりにあどけない13歳の少女は、有無を言わせず命を奪われました。言いようのない怒りを、二度と繰り返してはいけないことを心に念じて、ハンナの写真に哀悼を尽くしたいと思いました。

  • MILKy さん

    2006.サブタイトルとして『アウシュビッツからのメッセージ』。ホロコーストについて少し知りたかったので、先に初めて子ども向けの、アンネ・フランク物語を読み、それに続く。アンネが1929年祖母と同い年であったがこのハンナは1931年(兄がアンネのひとつ上らしい)チェコに生。結局はナチス、ヒトラーがそこから勢力を持ち、同様の運命にはあり、1944年ハンナはかのアウシュビッツのガス室で殺される、という話を、語り手の石岡女史は語る。98年にNGO団体の改名移転後、その代表も務められる。そう遠くもない昔の現実。

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カレン・レビン

カナダでラジオ番組の作成にたずさわり、数々の賞を受賞。ドキュメンタリー番組“Children of the Holocaust”では、Peabody Awardを受賞。CBCの番組“As It Happens”では総監督をつとめた。その他にもホロコーストに関する番組を多数作成

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