約束の国 4 星海社FICTIONS

カルロ・ゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061399570
ISBN 10 : 4061399578
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
357p;19

内容詳細

“戦友”の最小限度の犠牲を経て、ヒルトリア共産党を手中に収めたダーヴィドとトルバカイン。国政の抜本的改革を断行し、順調な漕ぎ出しを始めたかに見えた新政権だが、二人を待ち受けていたのはあまりにも残酷な“真実”だった―。未来に待ち受ける内戦を回避し、ヒルトリアを救うことができるのか―。カルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”完結。

【著者紹介】
カルロ・ゼン : 小説家。「幼女戦記」(エンターブレイン)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 結城 つっきー さん

    幼女戦記の作家が送る 仮想ユーゴスラビア政治もの レフトノベル業界最左翼のこの本もこれで終わり いままのでの回答編というかずっと話を畳む内容だったのでカタルシスは感じられなかったが なるほどねとなりました。 定価が高めなのはフルカラーだから

  • hexia さん

    完結。非常に難しい題材を、兎に角着地させた作者の努力に敬意を表す▼首都緊急治安計画シトロンとは、要するに天安門の再現である。これが発動しなかったのはダード、タナ、アレクサンドラの対話と、ギリギリの信頼のお陰だと思う。政治にも色々あるが、最終的には信頼しあった者同士の方が利得が大きくなるのだと言いたい▼ともあれあとがきにある通り、いまや現実の方が急速に地獄の蓋を開きつつあるように見える。だからこそ、せめて小説の中では平穏を。カフェインと彼らの約束の国に栄えあれ

  • 不以 さん

    完結!?しかも綺麗に締めてるぞ!?腐敗しつくした共産主義国家建て直しものなんて、絶対完結出来ないと思っていたから、すこぶる驚いた。共産主義が抱いた理想を肯定しながら、未来へと続く姿で終えれたの本当に良かった。

  • 幸運なハプスブルグに結婚を さん

    「ヒルトリア、万歳!!!」 トルバカインがヒルトリアの政権を掌握し、あとは緩やかな改革を行いヒルトリアの延命を図ろうとしていたダードだったが、事態は当初の予測よりももっと深刻であった。 避けるべきはヒルトリア内戦という地獄の再来。 ダードは、その悲劇を防ぐことができるのか。 ヒルトリア共産党の運命やいかに。 共産主義エンタティンメント堂々の完結。 読後感は爽やかでした。

  • 鳥義賊 さん

    理念が明確に実現している理想の国より、人が死なない国のほうがなんぼかマシ。末期的状況の国で「正義の敵は別の正義」に直面した政権が、いかに「最小限の犠牲」で打開するかという歴史の必然的無理ゲーを、なんとかクリアするまでもっていけたのはすごい力技だったと思う。主人公夫妻やっと新婚旅行に行けて良かったね。

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カルロ・ゼン

2011年より小説投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行。同作はコミック化やTVアニメ化も果たす大ヒットシリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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