約束の国 1 星海社FICTIONS

カルロ・ゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061399044
ISBN 10 : 4061399047
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
380p;19

内容詳細

ヒルトリア社会主義連邦共和国―党と国家機構が融合し、“兄弟愛と統一”のスローガンの下、五民族・五共和国が薄氷の上に共存共栄する共産主義国家に時を越えて舞い戻ったダーヴィド・エルンネスト。過去か未来か、“共産主義”か“民族自決”かの二者択一の正解を求め、ダーヴィドは仲間と共に、ヒルトリア連邦人民軍で栄達を重ねていく…。『幼女戦記』のカルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚”開幕―。

【著者紹介】
カルロ・ゼン : 小説家。『幼女戦記』(エンターブレイン)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 岡本 さん

    Kindle。共産国ヒルトリアの青年将校である主人公が一度は失敗した人生をやり直す物語。独立を果たしたら独立する前より地獄だったとは独立国あるある。傾きかけた国を壊すのは簡単だが立て直すのは難しく、困難な道を選んだ主人公とヒルトリアの行方や如何に。

  • まゆにゃ さん

    古書購入。これはユーゴスラヴィアか。転生モノなのだけど、今の所何かを変えようと動いてはいない、変えられるのか…?と気付き、おそるおそる手を伸ばし始めた段階。でもまぁ(なりゆきとはいえ)インテリジェンスサービス方向に進むのは鉄板と言えば鉄板か。ぼんやりと思ったのは、人は自身が不当に貶められていると思い込んだときに、戦争を始めるのだなということ。そういう意味合いにおいて共産主義も民族主義も甘い理想という毒なのだろう。

  • みろ さん

    1980年代に学校教育を受けた者としては、イデオロギーの異なる2大国を核とした冷戦構造は半恒久的なものであると思っていたのが、あっけなく崩れた後に明かされた社会主義国内での権力闘争、政治腐敗、思想弾圧の苛烈さとその打倒を訴えた民族自決主義の勃興という動きは、かなり生々しい記憶であるのだが、その時代をこのようにエンタメ小説として読めることには感慨深い思いがある。民族自決により社会主義体制を脱却したはての破たんを経験した主人公がどのように理想を現実にしていくのかが大変気になる。

  • やす。 さん

    旧ユーゴ(みたいな国)からセルビア(みたいな国)を独立させた大統領が国家運営を失敗、自らの頭に拳銃をつきつけたはずが目覚めてみると旧ユーゴの士官学校時代に戻っていて……という話。主人公が「未来の知識」で頭角を表すのではなく、独立までに把握した「社会主義の上手いやり方」を駆使して民族問題に立ち向かうところが面白い。

  • 月式 さん

    幼女戦記とはずいぶん趣が違うが、根っこは同じものを感じる。ユーゴスラビア(をモデルにした仮想国)とは一体何だったのか?という思考実験を通じて描かれる共産主義英雄譚。同志カルロ・ゼンの今後に期待です!

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カルロ・ゼン

2011年より小説投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行。同作はコミック化やTVアニメ化も果たす大ヒットシリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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