Books

中央アジア・蒙古旅行記 講談社学術文庫

カルピニ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062923743
ISBN 10 : 4062923742
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一三世紀中頃、ヨーロッパ人が相次いでモンゴリアの奥深く入っていった。教皇あるいは王の命を受け「地獄(タルタルス)の住人」の地へとユーラシア乾燥帯を苦難と危険を道連れに歩みゆく修道士たち。勢力を西へ拡大中のモンゴル帝国で、また本営カラコルムで彼らは何を見、誰に会い、どんな宗教や風俗に触れたのか。二人の修道士それぞれの見聞記。

目次 : 第1部 プラノ=カルピニのジョン修道士の旅行記―「モンゴル人の歴史」(タルタル人の土地、その位置、地勢、気候/ タルタル人の風采、かれらの衣服、かれらの住居・財産・結婚について/ タルタル人の神の礼拝、かれらが罪悪とみなすこと、占いとお祓い、葬儀そのほかについて/ タルタル人の性格、良い点・悪い点、かれらのしきたり、食物そのほかについて/ タルタル人の帝国のおこり、その首長たち、皇帝および諸侯たちの行なった支配 ほか)/ 第2部 ルブルクのウィリアム修道士の旅行記(ガザリアの地区/ タルタル人とその住居/ タルタル人の食物/ タルタル人の、コスモス酒の醸りかた/ タルタル人の食べる動物、その衣服、その狩猟 ほか)

【著者紹介】
護雅夫 : 1921年生まれ。東京帝国大学文学部卒業。東京大学教授、日本大学教授を歴任。『古代トルコ民族史研究』で日本学士院賞を受賞。アンカラ大学日本語科設立に尽力。1996年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • トムトム

    なんかスゴイな。チンギス・ハーンが支配していたモンゴル帝国、いや、アジア大陸を旅したヒトの日記です。私の日記も後世の人が読んだら文化的に貴重な資料になるかな?欧州と亜細亜の間にオスマン帝国があったから、欧州は遠回りしてアメリカ大陸を発見したり。人間観察が趣味ですとか言っている人がいるけれど、まず歴史を学ぶべきだと思いました。

  • tokumei17794691

    ブックオフオンラインで数年間入荷待ちして、運よく入荷したので購入。両修道士とも、よく行って、帰ってこられたものだ。モンゴル帝国の衣食住、官制、軍制の部分はまだ理解できた。ただ、13世紀の欧州人の常識が分からぬため、それ以外の箇所、特にキリスト教関係の部分はチンプンカンプン。訳注、本旅行記の背景を記した訳者解説、チンギス・カン略系図があったことは親切だが、それでも肩書のない人名は、地名と区別がつきづらく、読んでいてストレスだった。略歴付きの「登場人物一覧」があれば、もう少し読みやすかったかも?

  • ポルターガイスト

    前から読んでみたかったプラノ・カルピニとルブルックの旅行報告書。授業で使うための史料集めとして。カルピニはともかくルブルックは性格悪いな。笑

  • Lunta

    13世紀にモンゴルまででかけたヨーロッパ人修道士たちの記録。一人はローマ教皇のお使いでいわば敵情偵察、もう一人はフランス王の親書を携えての布教目的。征服した土地の住民を殺戮しまくったモンゴル人だが、その「宮廷」にはイスラム教徒やネストリウス派キリスト教徒もたくさんいて、修道士たちもそれなりに歓迎されるのが意外。その寛容性は現実的なメリットを期待してのものだっただろうが、異教徒よりもむしろネストリウス派をボロクソに言うカソリック修道士の狭量よりまともに思える。

  • 積読0415

    知らない土地で偉そうに説教するからトラブルになるんだと思います(真顔)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items