交響曲第２番、スカルラッティアーナ　ノセダ＆ＢＢＣフィル、ロスコー

秘曲の伝道師ジャナンドレア・ノセダが燃える！
ムジカ・イタリアーナ最新作はカゼッラ！

灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダが母国イタリアの知られざる音楽を発掘、紹介する「ムジカ・イタリアーナ」シリーズ。レスピーギ、ヴォルフ＝フェラーリ、ダラピッコラが登場してきた「ムジカ・イタリアーナ」に新たに加わるのは、両大戦間のイタリア音楽界で大きな影響力を誇ったアルフレード・カゼッラ[1883-1947]！
　オペラが隆盛を誇っていた19世紀〜20世紀イタリアの中で、交響曲や管弦楽曲の作曲に取り組んだカゼッラ。パリ音楽院への留学時代にはフォーレに作曲を師事し、ラヴェルやエネスコと親交を深め、さらにはドビュッシー、ロシア国民楽派、マーラー、R.シュトラウス、バルトーク、シェーンベルク、ストラヴィンスキーといった作曲家たちの作品からも影響を受けるなど、オペラに偏っていた当時のイタリア以外の音楽と積極的に接した作曲家です。
　エネスコに捧げられたマーラーからの影響を思わせる約50分の大作「交響曲第2番」は、このノセダ＆BBCフィルの演奏が世界初発売。また母国イタリアの先人スカルラッティの音楽をベースとしたピアノと管弦楽のための「スカルラッティアーナ」には、英国の名手マーティン・ロスコーがソリストとして参加するなど、カゼッラの管弦楽作品集に好奇心をくすぐられること必至！　知られざる名曲秘曲の伝道師ノセダの熱きタクトが、プッチーニ後のイタリアを支えたカゼッラの音楽を現代に解き放ちます！（東京エムプラス）

【収録情報】
カゼッラ：
・交響曲第2番ハ短調Op.12
・スカルラッティアーナOp.44
　マーティン・ロスコー（ピアノ）
　BBCフィルハーモニック
　ジャナンドレア・ノセダ（指揮）