何もない空間が価値を生む AI時代の哲学

オードリー・タン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915678
ISBN 10 : 4163915672
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

五歳で読破した老子の教えを胸にインターネット空間で成長した台湾IT相。自らの体験をもとに説くネット空間を生きる99の心構え。

【著者紹介】
オードリー・タン : 唐鳳(タン・フォン)。シビックハッカー。2016年から台湾のデジタル担当政務委員(大臣に相当)。1981年、共に新聞社に勤務する、国立政治大学大学院で政治学を学んだ父と、同大学大学院で法学を学んだ母の間に生まれる。小学校1年生で受けた知能検査で最高レベルをマーク。しかし、優等生クラスでの競争主義に馴染めず、登校拒否に。通算で9回の転園・転校を繰り返す。小学校5年生時を父の留学先のドイツで過ごす。帰国して中学校に進学するも14歳で独学の道を選び、インターネットの世界で成長する。幼い頃から発揮したプログラミングの才能を生かし、19歳でスタートアップ企業の代表に。24歳でトランスジェンダーとして生きることを決意。AppleでSiriの開発に関わり、台湾の新しい国家教育カリキュラム開発に参加。デジタル担当大臣として、新型コロナウイルス拡大に伴い、マスクマップアプリや感染者の足跡を辿るアプリを開発して世界に知られる。2019年、Foreign Policy誌の「Top 100 Global Thinkers(世界の頭脳100人)」に選出される

アイリス・チュウ : コラムニスト。記者、編集者、翻訳、脚本などの仕事を経験し、台湾で「文化部電影優良脚本奨」や「キリスト教華文創作金奨」などを受賞。「経理人月刊」編集長、「数位時代」編集総監、時報出版副編集長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MI さん

    オードリーさんの発想の仕方はとても勉強になった。インプットの段階では判断をあえてしない。たくさん点を集めておく。それぞれのピースは今はハマらないけど、いつか繋がるからできるだけいろんな分野を幅広く。小学校を9回転校している。学校に馴染めず、不登校に。インターネットの活用の仕方やネット友達とのやりとりの中で生まれたアイディアはすごく参考になった。コロナでマスクマップアプリや感染者の足跡を辿るアプリを開発して知られるオードリーさん。どこでもいつでも学べる環境だからこそ学び方が重要。

  • とよぽん さん

    やはり、偉大な人物だと思った。与えられた才能をすべての人のために生かそうとする姿勢。社会問題にも自己のこともオープンマインドで向き合う。意見の対立、世代の違い、国や人種、民族、言語、あらゆるものを超えて・・・。本書では特に「平等な横のつながり」を重視し、「共通メモ」で情報の共有を図ることが仲間との活動を発展させるということが参考になった。集中力を上手くつないで持続させる時間の使い方もやってみたい。

  • キク さん

    老子「道徳経」に書かれていた「粘土をこねて器を作る。そこに空洞があるから、器としての役目を果たす」という言葉を5歳のときに読んだという。台湾デジタル担当大臣であり「世界の頭脳100人」にも選ばれたオードリー・タン。ITの発展が、新しい東洋哲学を産み出そうとしていると感じた。タンのデジタル空間の捉え方は、西洋のそれとは明らかに違う。器、道としてデジタル空間を語る。Webの開発者は「自由な空間を作るはずが、悪意まみれのクソみたいな空間を作り出してしまった」と後悔していた。タンなら何かを変えられるかもしれない。

  • こも 旧柏バカ一代 さん

    オンライン、現実、魂がそれぞれあるっての面白い。魂の概念はなかった。でも、確実に感じているのは魂なんだよな、、その魂をいかに大事にしながら。生きていくか、、イジメを受けても自身を嫌いになってはいけないってのも金言だと感じた。あと、クレームを言ってくる人にも最初は同感してから議論に持っていくって、、何か凄いな出来る気がしない。それと自身の考えを公開きて他の人に改善してもらうって、、日本は真逆の事をしてる。だからコロナ用のアプリであれだけの差が出たんだろう。やっぱりオープンソースにしないとダメなんだな、、

  • ココロココ さん

    本屋徘徊中に何となく手に取り、面白そうだと思い購入した。これは、オードリー・タンさんをインタビューして、記事にしたもの。面白そうだと思った通り、内容も面白かった。ふせん片手に読んでいたら、ふせんだらけになるほど、気になる箇所があった。全てが実践できるとは思わないが、読んだことから生まれる自分なりの行動力に期待したい。本棚に置いて、何度も読み返したくなる本。購入して良かった。

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人物・団体紹介

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オードリー・タン

唐鳳。元台湾デジタル担当政務委員(閣僚)。台湾初のデジタル大臣、台湾の無任所大使である。1981年、台湾台北市生まれ。幼少時から独学でプログラミングを学習。14歳で中学校を自主退学、プログラマーとしてスタートアップ企業数社を設立。19歳のとき、シリコンバレーでソフトウエア会社を起業する。2005年、

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