オーウェン・ギンガリッチ

人物・団体ページへ

コペルニクス 地球を動かし天空の美しい秩序へ オックスフォード 科学の肖像

オーウェン・ギンガリッチ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784272440511
ISBN 10 : 4272440519
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
20cm,165,11p

内容詳細

「このうえなく美しい殿堂」…。「太陽系」の概念の誕生。地球を太陽をめぐる惑星にし、1500年にわたって西洋人の思考を支配してきた世界観をひっくり返したコペルニクスの評伝。

【著者紹介】
オーウェン・ギンガリッチ : ハーヴァード大学名誉教授(天文学・科学史)。スミソニアン天文物理観測所名誉上級天文学者。2006年夏のIAU(国際天文学連合)惑星定義委員会では議長を務めた

ジェームズ・マクラクラン : カナダ・トロントのライアーソン科学技術大学名誉教授(歴史学)。ハーヴァード大学にて博士号取得(科学史)

林大 : 1967年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 黒猫 さん

    天文学はわからなくても、私はコペルニクスに興味がありました。1500年もの間、アリストテレスの呪縛に、プトレマイオスの天動説に何の疑いもなく生きていた人びとに、「地動説」という静かなる革命をもたらした人であったからです。この本は、伝記なので詳しく知りたい人は専門書をオススメしますが、コペルニクスがどんな人だか知りたい人はこの本は最適です。司祭に忠実に勤務しながら空いた時間で天文学。国がドイツ騎士団に攻められれば、王に民の窮状を訴える。どうやらコペルニクスは地球を動かし、人の心も動かしているみたいです!

  • inenoha さん

    著者のマクラクランは『ガリレオ・ガリレイ』(大月書店,2007年)を,ギンガリッチは『誰も読まなかったコペルニクス』(早川書房,2005年)を,それぞれ著している.レギオモンタヌス『アルマゲスト要約』にある説明に,地球中心の体系から太陽中心の体系へと移行する契機が含まれていたことや,16世紀の欧州で天文学書を印刷できるだけの印刷屋は少なく,『天球の回転について』はポーランドから遠く離れたニュルンベルクで印刷されることになったことなどが印象に残った.聖堂参事会員としてのコペルニクスについての記述も詳しい.

  • はち さん

    大学の課題で読んだ一冊。読後はなるほどわからんという状態でしたが、再読して今度こそ内容を理解したいです笑

  • 87 さん

    コペルニクスはガリレオほど実在論的に地動説を捉えてはいなかった。そして校正者が「天体の回転について」に序文を書き加えたことによって、この書物は当時の人びとに反=実在論的なものとして受容されるにいたり、禁書とならずにすんだ。

  • Tomoaki Kudomi さん

    それまで定説だった天が動いているという天動説では天体の動きを説明できないとして、地球が太陽の周りを回っているという地動説を唱えたコペルニクス。彼の説が完全に正しかったわけではないのだが、それ以降、ケプラー、ガリレオ、ニュートンなどの人物によって、地動説は確実なものになっていった。コペルニクスの活躍がなければ、もしかしたら今も天が動いているんだ!という認識でいたかもしれないので、彼の活躍は天文学において、重要な役割を果たしたと言っていいだろう。分かりやすいので、入門書としておすすめ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品