オリバー・ストーンの告発 語られなかったアメリカ史 2 なぜ原爆は投下されたのか?

オリヴァー・ストーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751527689
ISBN 10 : 4751527681
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
213p;22

内容詳細

広島、長崎への原爆投下は、どのような経緯をたどって決断されたのか?第二次世界大戦中、水面下で行われたアメリカ、イギリス、ソ連の駆け引き。そして戦後、優位に立つために、アメリカはいかに画策したのか…?驚愕の歴史ドキュメンタリー。『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』(早川書房)をティーンエイジャー向けに、わかりやすく改訂した最新版!

目次 : 第3部 第二次世界大戦:ナチス・ドイツを破ったのは、実は誰だったのか?(第二次世界大戦勃発/ 過激な男ヘンリー・ウォレス/ ソ連への援助とアメリカ参戦/ 孤軍奮闘するソ連/ 軍神のゆくえ/ 戦後世界構築への道/ トルーマン大統領誕生/ 終戦近し)/ 第4部 原爆:凡夫の悲劇的決断(マンハッタン計画/ 1944年シカゴ民主党全国大会/ 無条件降伏という障害/ 虫けらのように忌み嫌われていた日本人/ 広島への原爆投下/ 戦争がおわり、核開発戦争がはじまる)

【著者紹介】
オリバー ストーン : 映画監督。イエール大学中退。アメリカ陸軍に従軍し、ベトナム戦争を経験。「プラトーン」「7月4日に生まれて」の2作品で、アカデミー監督賞を2度受賞

ピーター・カズニック : アメリカン大学歴史学教授。1984年、ラトガース大学で歴史学の博士号を取得。アメリカン大学で核問題研究所を主宰

スーザン・キャンベル・バートレッティ著 : 作家。メリーウッド大学で英文学と中等教育の学士号を取得後、スクラントン大学で英文学の博士号を取得

鳥見真生 : 東北大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サトシ@朝練ファイト さん

    歴史的偶然で並の人がトップに立ち、自分よりも無能な人間を側近にし、前任者より仕事が出来るんだと虚勢を張るため原爆投下を命令したと読んだ。では、日本軍が中国で「やっちまった事」を記した書物はどれだけあるんだ?

  • アナーキー靴下 さん

    2巻は第二次世界大戦の話。ある程度知っていたといえ、日本人としてはつらい部分もあった。私が若い頃は、戦時中の日本がいかに悲惨だったかとか、原爆がいかに恐ろしいものかとか、人間同士が殺しあうことがいかに悲しいことかとか、そういう心情的に訴えかける情報ばかりを与えられていた気がする。もちろんそれも大事だが、本当に戦争を風化させたくないのであれば、この本のように各国の事情や刻々と変わる力関係、誰が得をしたのかといった事実もつまびらかに伝えていくべきだと思う。戦争はただの悲劇として誤認されてはいけない。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    オバマも原爆投下のシーンをみて拍手をしていたという。日本の降伏はソ連の参戦によるものなのに、原爆の”おかげ”であると捏造されてしまった。その神話に酔えるのがアメリカ人なのだろう。

  • jiangkou さん

    第二次大戦史はいろんな本で読んでいてしっているので特に驚き無し。だが、一次大戦が聖戦だと信じ戦争に参加し、平和が実現されなかったアメリカの失望、その反動による二次大戦への参戦躊躇、ソ連が二次大戦で果たした大きな犠牲と役割、その犠牲へのアメリカ人の共感。そしてルーズベルトの死によって生まれた高卒凡人トルーマン大統領、そして原爆投下など改めて違う視点で近現代史を見直せた。若者向けに書いてあるわかりやすい本。

  • takao さん

    オリヴァー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史 のリライト

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