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オノ・ナツメ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091883445
ISBN 10 : 4091883443
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
316p;19

商品説明

普通の幸せを求めた青年が辿る“単純ではない”旅の物語ーー俊英、オノ・ナツメ未完の衝撃作、完全版として全1巻で待望の復刊!

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結末を先に見せ、回想で物語を描いていく構...

投稿日:2012/02/08 (水)

結末を先に見せ、回想で物語を描いていく構成が上手い。 辛く切ない物語の中に生きるほんの少しの希望がいきいきとして映る。 雪の中飛び出した主人公を頭上から描いたシーンを見た瞬間の切なさといったら ただもんじゃなかった。風景の見せ方も上手く、これまでの漫画家のイメージよりもイラストレイターの様で何度でも眺めていたくなる。 辛い作品なので読み手は分かれるかもしれませんが良い映画を観た後の読後感があります。

toft さん | 兵庫県 | 不明

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足がはやく、年の離れた姉がいて、アル中の...

投稿日:2009/05/31 (日)

足がはやく、年の離れた姉がいて、アル中の母を持つ主人公の一生を描いたストーリーです。主人公が死ぬシーンが最初にきてそのあと主人公の軌跡を追うという流れです。どことなく数奇な人生を送るある意味純粋な主人公。彼だからこそ幸せになれなかったような気がします。

羽夏 さん | 不明 | 不明

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話としては好きなタイプのストーリーではな...

投稿日:2007/06/12 (火)

話としては好きなタイプのストーリーではないんですけど、絵柄と展開に引き込まれました♪主人公には幸せになってほしかったなぁ…でも彼が辿った人生は不幸せな人生ともいえない気もするなぁ。  余談なんですけど、大昔のガロ(手塚治が火の鳥を連載していたころ)をたまたま手にとる機会があったんですけど、そこに絵柄がよく似た作品があった気がするんだよなぁ…

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 匠 さん

    なんという名作!タイトル通り、単純ではない物語。主人公には子ども時代、いやこの世に生を授かった時からすでに救いようのない人生が待ち受けていた。彼が求めているものは至って単純なのに。それが哀しく切ない。渇いた空気感に漂う非情と現実。読み終えてしばらくズドーンっと考え込んでしまった。それは物語の重さに暗くなるというのじゃなく、説明をあえて省いているいくつかの謎について、ページを遡って確認したくなったり、とある登場人物についてあらためて検証したくなるからだ。そうしながらじわじわと泣けてくるのがたまらない。

  • コットン さん

    読友みややさんのお店『書肆スウィートヒアアフター』⇒http://sweethereafter311.blog.fc2.com/での購入本。複雑な濃い内容なのにおしゃれな画風が妙にマッチして一気読みでした!

  • いつでも母さん さん

    コミック。息子の本。一気に読む。面白かった〜深いな。絵とストーリーがマッチしていて、それも良かったなぁ。家族は、人生はそんなに簡潔じゃあ無い!・・ちょっとだけ苦しいのだが、淡々と過ぎる時がいい!薦めてくれて息子に感謝。

  • キジネコ さん

    ケンケン・・パッ ステップを踏んで目印を辿り 振り向けば暖かな笑顔・・ オノ・ナツメは そういうストーリーテラーだと思っていました。心の何処かで安心もしていました。しかしこの本、全くの逆、一歩踏み出す毎に 辿る道筋に地に沈み込むような哀しみの足跡が残ります。「家族」とは、と問いかけてきます。不和が、疫病の様に一つの家族に取り憑きます。その象徴として生まれ、解けない謎を抱えて主人公が歩きます。立ち止った彼が見つめる風景の中には何があったのか・・身勝手な父親に責めを帰すことは可能だけど・・そう 単純でもない。

  • 怜 さん

    底に堕ちていくさまが静かに淡々と語られているぶん世界が内に迫ってくる。おそらくこれはジムが見たイアンだろう。透き通るようなおかしな笑顔が切ない。だれからも必要とされなかったイアンだけど、ジムは彼を必要としていた、底に堕ち切って命を失ったイアンよりも彼を失くしたジムの絶望を思う。ともすればジムのほうが悲劇的なのではと

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