ホームレス救急隊 フランス「115番通報」物語

オド・マッソ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763409942
ISBN 10 : 4763409948
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
136p;20

内容詳細

「国境なき医師団」創設者がつくった路上生活者24時間支援組織、サミュ・ソシアル(SAMU Social)の挑戦。盲目の移民、脚の腐った人、アルコール中毒者や精神病者…なぜ彼らは、「何も求めない人々」を助けるのか?企業や政府を巻き込み、医師やケースワーカーと連携。世界中に広がり、30年以上続く支援システムの原点と最前線。

【著者紹介】
オド・マッソ : 1983年生まれ、バンド・デシネアーティスト。ベルギーの美術学校で学んだ後、パリでアニメーションの仕事に従事。2009年より、シナリオライターとの共同でバンド・デシネを出版するようになる。近年は社会問題や国際問題を取り上げたBDが多く、「性差別に反対する女性BDクリエーターの会」のメンバーでもある

川野英二 : 大阪市立大学文学研究科教授。都市・社会政策の社会学

川野久美子 : フランス語通訳・翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • C-biscuit さん

    古本購入。イラストに吹き出しのある漫画のような本である。フランスでは、「バンド・デシネ」というものらしい。中身もイラストから入ってくる情報もあり、内容もわかりやすくなっている。この本は、フランスのホームレスを支える組織を取材した本であり、多くのことを考えさせられる内容である。多くの人種が暮らしているフランスでは、やはり先進的な取り組みが行われているようにも感じる。都会に住むようになると一人で生きていくことができるが、他者との繋がりを壊してしまう傾向にある。そういったものが「排除」というものにつながるよう。

  • ズー さん

    フランスではこういったレスキュー隊がいるんだな。ホームレスになっていく心理状況とか、人は人と関わらないと生きていけないということを痛感させられた。読み終えて、まだ序章といった感じがした。

  • こばゆみ さん

    おおまかに言うと、人とのつながりが大事だからホームレスも助けるね〜@フランス、という内容。前半は割と哲学的でとっつきにくさもあったけれど、後半は具体的な実例になって読みやすかった。

  • PETE さん

    115番という電話番号を専用に持つに至った、ホームレスの人々に医療、衛生、生活などの緊急サービスを提供する組織をレポートしたバンド・デシネ。 救いを求める人の意思を尊重するという基本方針が重要で、強制的措置を採らないというのが、従来型の権力による治安活動と異なるということか。

  • 林芳 さん

    支援の仕方もとてもフランスらしいなーというのがまず思ったことです。個人主義。個々の権利は侵さざるものというのが根底にあり、そこからの支援。日本では批判を受けかねないこともあるかもしれないような支援の仕方。けれど、これは良い悪いの問題ではなく、個々の捉え方という主観的なこと。基本は困っている人がいたら、手助けしたいよねってことは一緒だと。

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オド・マッソ

1983年生まれ、バンド・デシネアーティスト。ベルギーの美術学校で学んだ後、パリでアニメーションの仕事に従事。2009年より、シナリオライターとの共同でバンド・デシネを出版するようになる。近年は社会問題や国際問題を取り上げたBDが多く、「性差別に反対する女性BDクリエーターの会」のメンバーでもある

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