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いまだから語れる80年代アニメ秘話 スーパーロボットの時代 オトナアニメCOLLECTION

オトナアニメ編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862488947
ISBN 10 : 4862488943
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
205p 21cm(A5)

内容詳細

“神”作画を生んだ英雄(アニメーター)たちの証言
スペシャルな描き下ろしイラストも掲載!!

パース(遠近法)の整合性よりも“画のかっこよさ”を追求し、さらには重力さえも無視したトリッキーなアクションで、多くのアニメファンを魅了した80年代のスーパーロボットアニメ。当時の若手アニメーターたちが、心血を注ぎ制作したこれらの作品はいまだに愛され続けている。あれほどの躍動感を湛えたフィルムはどのようにして生まれたのか?その理由が本書で明らかになる!!

【80年代アニメ秘話】

●大張正己×山根まさひろ
 80年代が育てた90年代ロボットアニメ躍進の立役者たち
 ・大張正己描き下ろしイラスト『破邪大星ダンガイオー』
 ・山根まさひろ描き下ろしイラスト『超獣機神ダンクーガ』

●平野俊弘(現・俊貴)×菊池通隆
 スーパーロボットと特撮への情熱に導かれ出会った才能
 ・平野俊弘(現・俊貴)描き下ろしイラスト『戦え!!イクサー1』
 ・菊池通隆描き下ろしイラスト『冥王計画ゼオライマー』

●羽原信義×伊藤浩二
 動きの快楽とファンの興奮を追い続けるベテランの情熱
 ・羽原信義描き下ろしイラスト『マシンロボ クロノスの大逆襲』
 ・伊藤浩二描き下ろしイラスト『宇宙戦士バルディオス』

●本橋秀之×亀垣一
 伝説のスタジオZ5で一世を風靡した元金田組若頭たち
 ・本橋秀之描き下ろしイラスト『六神合体ゴッドマーズ』
 ・亀垣一描き下ろしイラスト『戦国魔神ゴーショーグン』

●山下将仁×松尾慎
 金田星を背負う男とそれを垣間見た男。それぞれの生き方
 ・山下将仁描き下ろしイラスト『太陽の使者 鉄人28号』
 ・松尾慎描き下ろしイラスト『超音戦士ボーグマン』

●大平晋也×矢野淳
 80年代飛ばし屋ムーブメントのしんがりをつとめた同志
 ・大平晋也描き下ろしイラスト『星銃士ビスマルク』
 ・矢野淳描き下ろしイラスト『マシンロボ クロノスの大逆襲』


【80年代の落とし子特別鼎談】

●佐藤利幸×吉原達矢
 目指すは新たなロボットアニメの“かっこいい時代”
 ・佐藤利幸描き下ろしイラスト『破邪大星ダンガイオー』
 ・吉原達矢描き下ろしイラスト『魔境外伝レディウス』


【80年代ロボ作画総括】

●新井淳(文)
 80年代ロボアニメ界を駆けまわった猛者たち
 ・新井淳描き下ろしイラスト『太陽の使者 鉄人28号』
  『忍者戦士 飛影』『超獣機神ダンクーガ』

そのほか、新井淳の解説と場面写真による「作画MEMO」や、当時の資料や設定画を掲載した「資料館」などコラムページも掲載。

【著者紹介】
新井淳(あらい・じゅん)
1974年7月12日生まれ、東京都出身のアニメーター。
1997年よりスタジオ ジャイアンツで動画担当としてキャリアをスタートさせ、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』(1998年)で原画担当となる。金田伊功や山下将仁、大張正己といったアニメーターたちの影響を感じさせる大胆なパースとトリッキーなアクション作画が特徴。近年では『STAR DRIVER 輝きのタクト』(2010年)で、そのロボットアクションを堪能することができる。

【著者紹介】
新井淳 : 1974年7月12日生まれ。東京都出身のアニメーター。1997年よりスタジオジャイアンツで動画担当としてキャリアをスタートさせ、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』(1998年)で原画担当となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テキィ さん

    昔は現場に実質的な裁量があり、そこである程度流れを作ることができた。一方今は、管理が行き届きシステマティックになり全体の品質は上がったが、個々の自由度や個性は減っている。という文脈。

  • Kenshi さん

    「ガンダム」「マクロス」「オネアミス」など作品単位では青年時代にあったアニメ界で、作画においては少年時代であったというかんじでしょうか。本橋さん亀垣さんのちょっと引いたスタンス。90年代東映Vアニメ対談集も出して。

  • triorgan さん

    ようやく入手。インタビュー自体は極めて貴重なのですが編集に難あり。注が各鼎談に分散していて参照しづらい。人物・作品や「原画」「動画」といった基本的用語は一か所にまとめて欲しい。また作品の解説が一般的な内容で事前知識のある人間にはほとんど無意味であり、それ以外の人は「なぜその作品が引用されたか」がほとんど理解できないだろう。巻末の新井淳氏の総括も物書きが本職ではないので仕方はないとは思いますが、記事として拙い。

  • 富士さん さん

    アニメブーム後のアニメ業界の活発化とそれに伴って起こった業界の流動化の主な担い手だった人たちの対談集。熱を帯びたこの時代の空気や行き当たりばったりの制作状況が語られていて興味深いものがあります。特に、この時代、主な制作の担い手でありながら実像や変遷のわかりづらい有名アニメーターを中心にした作画スタジオを追いかける資料として貴重です。そんなスタジオで腕を磨き、ブームに乗って活躍したアニメーターたちが今に至るまで第一線で活躍し、アニメを支えてきたことを思うと、その性格を知ることは重要だと思うのです。

  • わとそん さん

    ふつう

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