なわとび跳べないぶきっちょくん ただの運動オンチだと思ったら、DCDでした!

オチョのうつつ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772615389
ISBN 10 : 4772615385
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;21

内容詳細

ブランコがこげない、すべり台を横向きにすべる、シャボン玉を作れない、キックバイクをこげずに倒れる。…え!?筋肉や体幹がしっかりしてないから?ところがそれは、脳神経の問題でした。

目次 : DCDなんて全然わからない(0〜2歳)/ 悪魔と出会う!?(年少さん)/ 「好き」を探そう(年中〜年長)/ 小学校入学、前途多難/ 外遊びって、しなくちゃいけないの?/ 限界/ 診断/ 孤軍奮闘を覚悟するも/ アプローチを変えよう/ 変化/ ノリノリ/ エピローグ

【著者紹介】
オチョのうつつ : 漫画家、ブックデザイナー。「本当にあった笑える話」で『しゃんしゃん婆ミツコ御年90歳!』(ぶんか社、2021)で漫画家デビュー

古荘純一 : 青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。小児科医、小児精神科医、医学博士。1984年昭和大学医学部卒、88年同大学院修了。昭和大学医学部小児科学教室講師を経て現職。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などが専門。発達障害、トラウマケア、虐待、自己肯定感などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も行なう。小児の心の病気から心理、支援まで幅広い見識をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鳩羽 さん

    運動が苦手で不器用、笑いすぎるとおもらしをする癖のあるウノくん。成長の過程で、おかしいなと思ったこと、たまたま障害の存在を知り、医療に繋がった経過などを漫画で分かりやすく書いた本。ウノくんの苦労が大変だなと思いつつ、明るくて社交的な性格がのびのびと描かれていて、ちょっと癒される。協調運動の障害は、運動音痴とか不器用だけでなく、食べるのが下手とか、見ることから動きに結びつけるのが苦手とか、まさにうちの子もそうだなと思いながら読んでいた。字を書くのも、100回練習しても無駄らしいので(笑)スッキリした。

  • しげ さん

    発達性協調運動障害があり、ボールを上手に蹴ることができないウノくんが、サッカーをやるときに「全員が点を取る必要はないんだなーって」と気づき、キーパー役を買って出ることで楽しくプレーすることができた、というエピソードにすべてのエッセンスが凝縮されていました。支援を要請するときも、浪花節にならずに、シンプルに、理論的に説明することが肝要だと感じました。

  • かよこ さん

    DCDって言葉は初めて知ったけれど、内容は分かってることばかりだった。知的障害の我が子の場合、工夫したところで、知的障害の部分が全てのネックになるので、DCDだけの子の事例は、なんか、羨ましいなーと思っただけだった。ただ、運動障害というのは、言葉として分かりやすいので、障害年金の申請とかには使えそう。覚えておこう。

  • gachin さん

    やっぱり、ツイッターは偉大だと思う。著者のように、専門知識に繋がる機会を劇的に向上させてる。/ 弱い力で押さえられるリコーダーがある。小学校からタブレット板書もアリ。学習を成立させる為にも、本書では書字は高学年から学んでた。運動以外は正常なので、一番はじめの学習1を運動以外でやれると良いんだと思う。スパルタ訓練ではどうにもならない。セルフハンディキャッピングを狙って故意にイジメの対象となり、運動音痴から目を逸らすケースもある。

  • みみこ さん

    診断はレッテル貼りではない。怒ることに無駄な労力を使わずに、対処法を考えることに使えるようにするきっかけ。自分なりに輝くにはどうしたらいいか考えられるように、周りが応援できたらいいな。

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オチョのうつつ

漫画家、ブックデザイナー。「本当にあった笑える話」で『しゃんしゃん婆ミツコ御年90歳!』(ぶんか社、2021)で漫画家デビュー

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