オスカー・ワイルド

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しあわせの王子 いもとようこ世界の名作絵本

オスカー・ワイルド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784323036076
ISBN 10 : 4323036078
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,32p

内容詳細

「幸せの王子さまが、なぜ泣いていらっしゃるのですか」。つばめは、びっくりして訊ねた。すると…。残酷で、悲しくて、やさしい物語。誰もが胸を痛める、オスカー・ワイルド不朽の名作を絵本に。

【著者紹介】
オスカー・ワイルド : 1854年生まれ。イギリスの作家・劇作家。キリスト教の影響を強く受け、愛と自己犠牲をテーマにした作品が多い。1900年逝去

いもとようこ : 兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nana さん

    子供の頃読んでショックだったのを思い出した。大好きな絵本。娘チョイス。かわいそうだねーと言いながら読む。自分が読んでいた絵本を我が子が読むのって感慨深い。 名作はかわらないなと改めて。

  • 馨 さん

    幼い頃に読んだ話でしたが全くストーリーを覚えておらず絵本にて復習しました。王子とツバメの優しいお話でした。人間の愚かさが如実に表れています。最後は神様が助けてくれたということですが、実際はツバメなんて本当は仲間のもとに行きたかっただろうし救いようがなかったが、王子からルビー等をもらった貧しい人々は、像が壊される時何も思わなかったのだろうか?

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    「しあわせの王子さまが、なぜないていらっしゃるのですか?」つばめは、びっくりしてたずねました。■オスカー・ワイルドの『幸福の王子』を何冊か読み比べてます。キリスト教に馴染みがないと、原作の最後の神様の慈しみが分かりにくいのですが、いもとようこさんのこの絵本は、日本の子供にも分かりやすく書かれています。枝葉も大幅に割愛され本筋を理解しやすいかと。■絵は優しく馴染みやすいのですが、王子とツバメ以外の生き物が描かれていないので、言葉だけで想起する力がついた年頃から楽しめると思います。(1885年、2007年)

  • なつ さん

    1900年に逝去したオスカーワイルド。当時の英国はこんな感じだったのだろうか。王子とつばめが目にした世界、光景。富める者・貧しき者、両極端の暮らしをする人々が同じ時代、同じ国にいて、見えるものだけを信用、判断し衝動的な行動を取ってしまう人間がいる世の中。でも今2022年も同じかもしれない。何も変わっていないのかもしれない。銅像の王子が流す涙、炉で溶けなかった王子の心臓だけが本物なのかな…王子の目・手足となり願いを叶えてくれ、ずっと傍に居てくれたつばめと運命的に出逢えた彼はやっぱり幸せだった。そう信じたい。

  • k sato さん

    自己犠牲は昔の価値観。金箔と宝石で作られた王子の銅像が市民の窮状をみて涙を流しています。そこに南の国へ帰りそびれたツバメがやってきて、動けない王子に代わり、金箔や宝石を貧しい人々に届けるのでした。この絵本は小学生のころに読みました。あたらめて読むと、施しは物でなくてもよかったのではないかと思います。物をもらったからといって、必ずしも永久に幸せになれるとは限らないからです。それより、生きる知恵や技術を授けるほうが、相手の恒久的な幸福につながるのではないでしょうか。現代では、双方の幸福を追求すべきです。

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オスカー・ワイルド

1854年アイルランド・ダブリンに生まれる。19世紀末の耽美主義文学の代表的存在。詩人・小説家・劇作家として多彩な文筆活動で名声を得る。講演の名手としても知られ、社交界の花形であった。1900年没

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