エーリッヒ・フロム

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悪について ちくま学芸文庫

エーリッヒ・フロム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480098412
ISBN 10 : 4480098410
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;15

内容詳細

私たちはなぜ生を軽んじ、自由を放棄し、進んで悪に身をゆだねてしまうのか。人間の所業とは思えないような残虐きわりない行為がくり返されるのはなぜなのか。悪は人間であることの宿命なのか。『自由からの逃走』で、自由の重荷に耐えかねナチズムへと傾倒していく人々の心理状況を克明に辿ったフロムは、本書でその考察をさらに深め、人間の本性と悪との原理的な関係に迫る。人を悪へと導くさまざまな要因を究明するなかで、しだいに「人間らしく生きること」の本当の意味が浮き彫りにされていく―。代表作『愛するということ』と対をなす不朽の名著を清新な訳文で。

目次 : 第1章 人間―狼か羊か/ 第2章 さまざまな形態の暴力/ 第3章 死を愛すること 生を愛すること/ 第4章 個人と社会のナルシシズム/ 第5章 近親相姦的な結びつき/ 第6章 自由、決定論、二者択一論

【著者紹介】
エーリッヒ・フロム : 1900‐1980年。精神分析家、社会心理学者。ドイツ・フランクフルトのユダヤ人家庭に生まれる。社会学、心理学を学んだのち精神分析の訓練を受け、1930年からフランクフルト社会研究所に加わるが、ナチスの台頭によりアメリカに亡命。以後、コロンビア大学やメキシコ国立大学などで教鞭をとる。新フロイト派を代表する論者と目される

渡会圭子 : 1963年生まれ。翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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