ディープサウス・ブルース 小学館文庫

エース・アトキンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094054415
ISBN 10 : 4094054413
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,580p

内容詳細

元プロフットボール選手ニック・トラヴァーズは、引退して南部音楽史で博士号を取り、ミシシッピ州の大学で教授として教鞭をとっていた。ある日、母親と慕っていた女性から、三十年以上前に失踪した弟クライドを捜してほしいと相談を受ける。クライドは一九六〇年代に活躍した伝説のブルースシンガーで、身重の妻を何者かに殺害されて姿を消していた。手がかりを求めてメンフィスへ行ったニックが暴漢に襲われている女性を助けたことから、事件は意外な展開を見せる―。人種差別渦巻くアメリカ南部の暗い過去と現代が結ばれ、苦味と共感を呼ぶ異色作。

【著者紹介】
エース・アトキンス : 米国アラバマ州生まれ。大学時代はフットボール選手として活躍。ジャーナリストとしてピュリッツァー賞候補に。現在ミシシッピ大学にて教鞭をとる。1998年、『クロスロード・ブルース』でデビュー

小林宏明 : 1946年東京生まれ。明治大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • himehikage さん

    これまた原題と全く異なる邦題だけど、アメリカ南部の音楽ネタ満載なのでこの題名もあり。なにしろ主人公ニックはブルース史研究家という設定だ。ところどころで突拍子のない展開があり、ミステリとしてもいまいち熟れていない気がするが、ニックをつけ狙う時代錯誤なプレスリーおたくの男とゴージャスでサディスティックな女の殺し屋コンビが面白すぎて、主人公はじめ善人どもはみんな食われてしまった余韻

  • タナー さん

    アメリカではロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズを書き継いでいるということで、この作家に興味を持った。自分は厚い本は苦手だし、期待して読み始めたわけではないが、意外と面白かった。主人公のニックがNFLのセインツの元プレイヤーだというのも気に入った。保釈金用立て業者という相棒ユリシーズとのコンビネイションもなかなかよかった。シリーズの未訳作があるらしいが、是非とも日本でも刊行して欲しい。もちろん、彼が現在書いているスペンサー・シリーズも!

  • frog さん

    ニューオリンズ在のブルース研究家の大学教授が、行方不明になった60年代のソウル・シンガーを探して61号線を北上し、ミシシッピー州北部とメンフィスで、ひょんなことからディクシー・マフィアとのトラブルに巻き込まれていくストーリー。書き込み不足や言葉足らずから生じる読みにくさはあるけど、ブルース/ソウルの生まれたディープサウスの風土をたっぷり味わえる内容はなかなか良いです。

  • schazzie さん

    タイトルに惹かれて読んだが、面白くなかった。主人公のキャラが中途半端だし、展開も退屈。アメリカ南部の描写に期待していたが期待外れ。何より翻訳が良くなかった。

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エース・アトキンス

NFLで活躍した著名なプロフットボール選手ビリー・アトキンスを父に持ち、自身も大学でフットボール選手として活躍。のちに記者を経て作家に転身。多くのブルース奏者へのインタビューがきっかけとなり、本作品を執筆することとなった。シリーズ化も決定している。ニュー・オリンズ在住(本データはこの書籍が刊行された

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