エヴァン・グリフィス

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本

マナティーがいた夏 ほるぷ読み物シリーズ セカイへの窓

エヴァン・グリフィス

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784593104307
ISBN 10 : 4593104300
フォーマット
：
本
出版社
：
ほるぷ出版
発行年月
：
2024年07月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
多賀谷正子 ,  
追加情報
:
３６０ｐ；19

内容詳細

11歳の夏休み、ピーターの目標は「生き物発見ノート」を親友のトミーと完成させること。マナティーの話をしてくれた、認知症のおじいちゃんのお世話も完璧にしてみせる。
ところが、夏休みは思い通りにはいかない。せっかく発見したマナティーはけがをする。おじいちゃんの認知症は進んでいる。そのうえ、トミーが引っ越すことがわかり……
自然、家族、友だち…自分をとりまく問題が大きすぎたとき、どう立ち向かえばいい？　変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。

【著者紹介】
エヴァン・グリフィス : アメリカ・テキサス州在住の絵本作家・小説家。バーモント・カレッジ・オブ・ファインアーツで、児童向け、ヤングアダルト向けの創作を学んだのち、２０２１年に絵本作家としてデビュー。本作『マナティーがいた夏』は、初めての読み物となる。執筆活動のほか、児童書の編集、子どもを対象とした文章教室なども行っている。フロリダ東海岸の出身で、マナティーを見ながら育った

多賀谷正子 : 英日翻訳者。上智大学文学部英文学科卒。ノンフィクション、実用書の分野で訳書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ さん

    読了日：2025/05/31

    動物との共生は永遠に難しいのだろうか。マナティーを心から愛す少年ピーターは、正しき道への重苦しさにもがき苦しむ。怒りや葛藤、友情や家族愛、泣き崩れては癒されて、波のない水辺で揺蕩う。次々と起こる悩みに囲まれ混乱し、感情を抑制することができない。登場人物の心情を繊細に描写している。人生最高の日はどんな一時なのだろう。窓辺から朝の息吹き、優しい眼差しに包まれて、本当に伝えたいことを伝えられないもどかしさは癒されていく。ずっとこのままでいたい。このままではいられないけど、澄みわたる運河のように穏やかでありたい。

  • イケメンつんちゃ さん

    読了日：2024/11/01

    サーティワンアイスクリーム マロンマロン さすがにミキティとはいかない ヒルナンデスを見ていたら 吉芋花火 天野っちの紹介で出てました 蜜がかかった芋けんぴ うみゃーと言う言葉はナチュラルに 吉芋塩花火 塩がかかった芋けんぴ こっちもオススメです お近くの名鉄百貨店でお買い求めくださいませ 図書館で出会いました フレッシュな本は浮いている アメリカ合衆国の広大さ マナティー フレンズ 老人と海 大人たちの既得権益 恐ろしいほどたくさんのページに 圧倒的なパフォーマンス 改めて人生って想いのままには 秋華賞

  • りらこ さん

    読了日：2025/05/31

    少年たちの夏。主人公ピーターの年齢らしい正義感と行動力と、それから大人たちの行動。皆がお互いを思い、それが通じなかったり、焦燥感になったり。友人への気持ちなどよく書かれていてすばらしい。ヤングケアラーでもあるピーターの気持ち、嫌だと思っちゃダメなのに嫌だなど正直な叫びもあり、良い。そして何より、ラストシーンが美しい。課題図書になっているので、たくさんの人に読んでもらいたい。そして夏が終わっても。

  • joyjoy さん

    読了日：2025/07/11

    そうか、彼らにとっての夏休みって、進級や進学をひかえたときだから、日本の春休み的な要素も含んでいるんだな。変化に対する期待と不安が、夏休みに賭ける思いも強くさせるのかも。　親友のトミーやおじいちゃん、お母さんだけでなく、大嫌いだったレイリーさんの気持ちまで慮って行動できるようになったピーター。彼の成長が嬉しかった。

  • どら母 学校図書館を考える さん

    読了日：2025/04/19

    読書感想文コンクール課題図書　一気に読んだが、小学校高学年　読めるか。読む気にさせるブックトークできるか？動物保護　認知症　離婚した親　友人との別れ　テーマ多すぎて頭が混乱する

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エヴァン・グリフィス

アメリカ・テキサス州在住の絵本作家・小説家。バーモント・カレッジ・オブ・ファインアーツで、児童向け、ヤングアダルト向けの創作を学んだのち、２０２１年に絵本作家としてデビュー。本作『マナティーがいた夏』は、初めての読み物となる。執筆活動のほか、児童書の編集、子どもを対象とした文章教室なども行っている。

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